Project/Area Number |
19J20932
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 38050:Food sciences-related
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
木村 駿介 北海道大学, 農学院, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2019-04-25 – 2022-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 苦味受容体 / T2R / 脂肪細胞 / TAS2R / 体内組織 |
Outline of Research at the Start |
ヒト及びマウス由来の脂肪細胞が発現する苦味受容体を解析し、さらに食品中の苦味成分が脂肪細胞に与える影響を調べることで、両者の相関関係を解明する。細胞レベルで解析した後に、in vivoにおける効果についても検証することで個体レベルでの脂肪細胞上の苦味受容体の役割を解明する。これらの実験から、脂肪細胞が苦味受容体を発現する意義を見出し、肥満の解消に応用するための基盤を築く。
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Outline of Annual Research Achievements |
これまでに、口腔以外組織におけるT2Rの機能について調べるために、C57BL/6マウスの5種類の口腔以外組織(褐色脂肪組織、白色脂肪組織、骨格筋、肝臓、小腸)ならびに白色脂肪組織のモデルである3T3-L1細胞およびC2C12細胞におけるT2Rの遺伝子発現を解析し、これらの細胞株がT2R機能解析におけるモデルとして用いることができる可能性を提示してきた。しかしながら、これらの細胞株に発現しているT2Rが機能しているかを調べた例は現在までに無く、これらの細胞株を対応する組織のモデルとして用いるためには、発現しているT2Rが機能しているかを確認する必要があった。 T2Rの発現レベルは細胞分化や外部環境からの刺激により変動することが知られているため、3T3-L1細胞とC2C12細胞に発現しているT2Rの発現レベルに細胞分化が与える影響を解析した。その結果、細胞分化によるT2R発現レベルの上昇を確認した。また、脂肪細胞におけるT2R発現レベルの変動に影響する因子を探索し、3T3-L1脂肪細胞やマウス脂肪組織のT2R発現を変化させる要素を明らかにした。さらに、苦味化合物で刺激した3T3-L1脂肪細胞のトランスクリプトーム解析を行い、T2R機能を推定した。推定した機能についてT2Rを過剰発現させた細胞を用いて解析することで、推定に沿った現象が起きることを確認した。 以上のように今年度は、T2Rの脂肪細胞における機能を解析した。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(5 results)