高速逐次視覚呈示(RSVP)を用いた視覚的注意の発達過程の検討
Project/Area Number |
19J21422
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 10040:Experimental psychology-related
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Research Institution | Chuo University |
Principal Investigator |
鶴見 周摩 中央大学, 文学研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2019-04-25 – 2022-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 乳児 / 注意 / 発達 / 知覚 / 認知 |
Outline of Research at the Start |
これまで注意と意識の関係を調べた成人の研究は多く行われており、どのようにして意識が生じるのか、また意識あるいは注意のプロセスが相互に影響しあうのか、独立して存在し得るのかについては現在議論が進んでいる。一方で、乳児を対象に注意・意識の関係を発達的に調べる研究までには至っておらず、その意識の発生メカニズムについての詳細な検討は行われていない。本研究では行動指標だけでなく、EEGを用いた電気生理学的指標も計測することで、実験で得られる結果を包括的に検討し、乳児の注意・意識の統合的なモデルを考察する。
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Outline of Annual Research Achievements |
前年度に引き続き,乳児期における視覚的注意の発達を2つの側面(時間・空間)から検討した。時間的側面では,注意の瞬き現象を用いて乳児の情報処理能力を調べた。注意の瞬きとは,2つの情報を処理する際にその時間間隔が短い(500ms以下)と2つ目の情報を見落とす現象である(Broadbent & Broadbent, 1987)。生後7-8ヶ月児を対象に注意の瞬きが生起するか検討したところ,成人で注意の瞬きが生じる時間間隔(200ms)で見落としが生じた。一方,成人で注意の瞬きが生じない時間間隔(800ms)では2つの情報を弁別できたことから,乳児においても成人と同じような時間的な制約があることが示唆された。空間的側面では,顔の上視野優位性の発達を調べた。顔は視野の下より上に提示される時の方が検出されやすく,これは上視野に提示される顔には注意が向きやすく,顔処理が促進されることを示している。この上視野の顔に対する自動的な注意バイアスがいつ頃発達するのか5-8ヶ月児を対象に検討した。実験の結果,7-8ヶ月児において,上に提示された顔をよく注視することが示された。一方,5-6ヶ月児ではそのような差がみられず,左右では月齢に関わらず差がみられなかった。これらの結果は,上視野の顔に対する注意バイアスは7ヶ月頃に発達することを示唆している。以上の研究から,生後7ヶ月頃に視覚的注意機能が著しく発達する可能性が示された。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(11 results)