咽喉頭癌放射線治療後のモバイルアプリケーションによる音声リハビリテーションの効果
Project/Area Number |
19K10902
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
對東 真帆子 広島大学, 病院看護部, 看護師 (90813288)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡村 仁 広島大学, 医系科学研究科(保), 教授 (40311419)
濱本 隆夫 広島大学, 医系科学研究科(医), 助教 (70448249)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2021: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2020: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2019: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
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Keywords | 咽喉頭がん / 音声機能 / 音声リハビリテーション / アプリケーション / 放射線治療 / 咽喉頭癌 |
Outline of Research at the Start |
咽喉頭癌患者において放射線治療後に生じる音声障害に対しモバイルアプリケーションを使用した音声リハビリテーションの効果を生活の質(Quality of Life; QOL)及び音声機能の観点から検証することである。現在、放射線治療後の音声障害への音声リハビリテーションと患者自らが主体的に自宅で実施できる音声リハビリテーションは確立されていない。本研究では放射線治療を受けた咽喉頭癌患者に対して継続可能な音声リハビリテーションの効果を検証することで、患者のQOL維持・向上及び音声機能改善に必要な音声リハビリテーション構築を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
2019年度は、咽喉頭癌放射線治療後の音声リハビリテーションについて系統的レビュー及びメタアナリシスを学術論文として発表した(Taito M, et al. Eur Arch Otorhinolaryngol. 2019)。これらの結果から2020年度は、対照群のリクルートが終了し、研究対象者に使用するモバイルアプリケーションを開発した。モバイルアプリケーションは、オープンソースなど開発に関する情報が入手しやすいWebアプリケーションとして開発を検討していたが、対象者の情報リテラシーとセキュリティの観点からタブレット端末のみで完結するスタンドアロンアプリケーションへ変更した。また、対象者が在宅で操作画面の切り替えを簡単に操作ができること、音声リハビリテーションの画面設定や情報セキュリティを強化した。開発したモバイルアプリケーションは、試用期間を設けセキュリティ、端末操作や記録において問題が生じないことを確認した。試用期間中は、音声リハビリテーションプログラムの再生不良や記録に障害が生じたため修正に時間を要した。現在、放射線治療後の咽喉頭がん患者に対しモバイルアプリケーションを使用した音声リハビリテーションを実施している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2020年度は、研究対象者に使用するモバイルアプリケーションを開発したが、研究対象者が実施する操作画面の切り替えや情報セキュリティの強化に時間を要した。また、アプリケーションの試用期間中において、音声リハビリテーションプログラムの再生不良やプログラム実施の記録に障害が生じたため修正に時間を要した。
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Strategy for Future Research Activity |
対象者のリクルートを進めアプリケーションを使用した音声リハビリテーションを実施し、集積したデータからデバイスアプリケーションによる効果を検討する。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)