Project/Area Number |
19K10974
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
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Research Institution | University of Toyama |
Principal Investigator |
齊藤 佳余子 富山大学, 学術研究部医学系, 助教 (60401808)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
笹野 京子 富山大学, 学術研究部医学系, 准教授 (60363868)
松井 弘美 富山県立大学, 看護学部, 教授 (70515725)
長谷川 ともみ 富山大学, 学術研究部医学系, 教授 (80262517)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2021: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2020: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 分娩 / 心的外傷ストレス / Traumatic Childbirth / 出産後心的外傷ストレス症状 / Traumatic childbirth / 心的外傷ストレス症状 / メンタルヘルス / アセスメントツール |
Outline of Research at the Start |
Traumatic Childbirth(心的外傷を伴う出産体験)は、出産後に母親の身体的不調、不安や恐怖、抑うつなどの心的外傷ストレス症状を引き起こす。 本研究では、Traumatic Childbirthを体験した母親が、心的外傷ストレスを発症しないように、看護職者が支援を要する母親を把握することができるリスクアセスメントツールを開発し、アセスメントツールの信頼性、実用性を検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
心的外傷を伴う出産体験により、母親は長期にわたり身体的不調や不安、抑うつ等の精神的健康が阻害され、また、育児に対する困難感を抱く場合がある。これらの心的外傷後ストレス発症を予防するためには、産褥早期からの看護介入が必要とされる。しかし、国内外で報告されている出産後心的外傷ストレス発症のリスク要因は多岐にわたって報告されており、産褥の短い入院期間中に看護者がそのリスクを個別に査定することは困難を極める。そこで本研究では、産褥早期に看護者が使用可能な出産後心的外傷ストレス発症を予防するためのリスクアセスメントツールの開発を行い、その信頼性と妥当性を検証することを目的に掲げている。 1)出産後心的外傷ストレス症状発症のリスクアセスメトツール項目内容妥当性についての検討 国内の文献では出産を契機とした心的外傷後ストレスに関する文献が少ないため、出産における喪失に関する概念分析を行い、出産後心的外傷ストレス症状発症のリスクアセスメントツール原案を内容妥当性を検討し、36項目までにしぼった。 2)出産後心的外傷ストレス症状発症のリスクアセスメントツールの信頼性・妥当性の検証 現在、倫理審査提出のための書類の準備、関係機関と調整に向けて準備を整えている段階である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
理由 以下の予期せぬ理由により進捗状況が遅れていると自己評価した。 (1)新型コロナウイルスの蔓延により、研究以外の仕事のエフォートが増加したため、本研究におけるエフォートが減少し、当初の計画が遅延し、遅れを取り戻せていないこと。 (2)リスクアセスメントツールが心的外傷体験を質問する自記式質問紙調査であるため、質問紙の内容妥当性の検証に時間を有した。また、対象者への倫理的配 慮、有害事象等の対応を深慮した。 (3)自身の体調不良により、研究にかけるエフォートが減少したこと。
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Strategy for Future Research Activity |
令和6年度は2)出産後心的外傷ストレス症状発症のリスクアセスメントツールの信頼性・妥当性の検証に取り組む。 (1)研究対象施設3施設で対象者を募るため、各施設において研究協力者を募り、研究実施期間内に効率よく、対象をリクルートできるようにする。 (2)共同研究者間でディスカッションし、出産後心的外傷ストレス症状発症のリスクアセスメントツールの信頼性、妥当性を検証する
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