Project/Area Number |
19K11189
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58080:Gerontological nursing and community health nursing-related
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
飯野 理恵 千葉大学, 大学院看護学研究院, 講師 (40513958)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 悟子 富山大学, 学術研究部医学系(地域看護学), 講師 (10780512)
宮崎 美砂子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (80239392)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | 保健師活動 |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は、保健師と住民との共働による生活習慣病予防活動において、効果的な活動を持続推進するために役立つ、保健師と住民とが共に活用できるツールとしての教材を開発し、普及することである。 生活習慣病予防を効果的に推進するためには、生活習慣の改善に住民自身が主体的継続的に取り組むことが重要である。保健師が住民と共に取り組むことにより、住民の主体的な問題解決能力を引き出し、個人だけでなく地域全体の健康づくりへと効果的な活動を持続推進できると考える。研究は、先行研究により作成した評価指標と支援指針をもとに教材案を作成し、実践現場への適用の検証を行う。その結果を基に普及と総合的検証を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、保健師と住民との共働による生活習慣病予防活動において、効果的に活動を推進するための教材を開発し、普及することである。生活習慣病予防に取り組んでいる住民は、自身の健康状態を維持向上させるために積極的に取り組んでいる人、友人や知人に誘われて取り組んでみようと思っている人、生活習慣病に関する知識は持っているが行動することが難しい人等、様々であると考えられる。本研究では、保健師と共に活動に取り組んでいるすべての住民を対象として教材を作成することを目指している。教材は、知識を伝えるためだけでなく、行動化できるための内容を含むことを考えている。 今年度は、行動化につながるための工夫について検討した。新型コロナウィルス感染症が5類に移行になり、地域住民の生活も少しずつ変化してきていた。それはコロナ前の状態に戻るのではなく、新たな生活スタイル形成の模索をしている時期であると考えた。そのため、行動化を促進するため「知識」「意識」「環境」の3つを視点から教材提示や活用方法を考えることが重要だと考えた。特に今年度は、オンラインによる一方的な情報配信やオンライン同時双方向でのやりとりといった、コロナ前にはあまり普及していなかった方法が身近に感じられる状況であった。また、地域活動の状況としては、それまで地域活動の中心を担っていた地域住民が、感染拡大防止のため活動を縮小したり中止したりする過程を経て交代している状況も多くの地域でみられた。そのような社会情勢をふまえながら、行動化を促進するキーとしては、目標達成にむけて仲間づくりや仲間と一緒に活動する際のメンバーシップなどが需要と考えた。
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