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筋萎縮性側索硬化症の運動ニューロン内に形成されるBunina小体の構成蛋白の探索

Research Project

Project/Area Number 19K17050
Research Category

Grant-in-Aid for Early-Career Scientists

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section Basic Section 52020:Neurology-related
Research InstitutionTokyo Metropolitan Institute of Medical Science

Principal Investigator

勝又 竜  公益財団法人東京都医学総合研究所, 脳・神経科学研究分野, 研究員 (70778191)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2022-03-31
Project Status Discontinued (Fiscal Year 2021)
Budget Amount *help
¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2020: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Keywords筋萎縮性側索硬化症 / 神経変性疾患
Outline of Research at the Start

筋萎縮性側索硬化症(ALS)は脊髄及び脳に存在する運動神経細胞が変性し、四肢の筋及び呼吸筋の筋萎縮をきたす疾患である。ALSは急速に症状が進行し、発症から死亡もしくは人工呼吸器などの侵襲的換気が必要になる期間は20-48ヶ月と予後が悪い。現在、ALSに対する根本的治療法は乏しく治療法の開発、あるいはその病態解明は急務である。本研究は、ALSの神経細胞内に確認される異常構造物でありながらその成り立ちが不明であるBunina小体に注目し、その構成蛋白を明らかにすることを目的とした。それによりALSの病態を深く理解することができる様になり、ひいては治療法や早期診断法の開発に寄与できると考えている。

Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は筋萎縮性側索硬化症(ALS)の病理的特徴のうちの1つであるBunina小体の構成蛋白を明らかにするものである。
ALSは、進行性に上位及び下位運動ニューロンが変性し顔面、四肢、嚥下筋や呼吸筋の麻痺をきたして死に至る成人発症の神経変性疾患であり、その95%が孤発性ALSである。孤発性ALSでは病理的に共通した特徴が観察され、変性した運動ニューロン細胞質内に特徴的な2つの異常構造物、即ちubiquitin陽性封入体とBunina小体が確認される。ubiquitin陽性封入体の構成蛋白はTAR DNA-binding protein of 43 kDa (TDP-43)であることは既に2006年に判明しているが、一方でBunina小体の構成蛋白は不明である。
研究代表者は各種手法を比較検討した後に、Bunina小体のレーザーマイクロダイセクション法による切り出しと集積をした後に、それをサンプルとして質量分析により解析を行う方法を選択した。
現在、レーザーマイクロダイセクション法による切り出し及び質量分析は終了し、複数のBunina小体構成蛋白質としての候補が確認された。その後、免疫組織染色法により、その再現性確認を行う予定であった。しかし、その研究の中途であった令和3年5月31日付けで雇い止めとなり、それを受けてBunina小体構成蛋白質の確定には至らず本研究は終了した。

Report

(3 results)
  • 2021 Annual Research Report
  • 2020 Research-status Report
  • 2019 Research-status Report

URL: 

Published: 2019-04-18   Modified: 2022-12-28  

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