Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
画像診断医学に欠かせない磁気共鳴画像法において、強磁場マグネットの適用は測定感度の上昇に加え、周波数分解能が向上することから代謝物の観測にも適している。本研究では、多核MRIによる代謝物測定の問題点を明らかにし、11.7テスラの小動物用MRIにおけるコイルや撮像シーケンス、画像解析法の開発により神経変性疾患の本態解明に向けた定量的多核MRI法を確立する。そして神経疾患モデルを対象に開発した計測法の有用性を検証する。