Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
2015年に介護予防・日常生活支援総合事業が全国で開始され、各自治体では急ピッチで持続可能な生活支援サービス提供体制構築に向けた整備が進められているものの、生活支援サービス利用状況の詳細な検討は未だ十分ではない。本研究は、3年間で延1万件にのぼる訪問型生活支援サービス利用状況の時系列ビッグデータを用い、生活支援サービスはどのように類型化され、類型化されたサービスの利用状況は経時的にどのような軌跡を辿って変化し、その軌跡はどのような利用者特性の影響を受けるのかを明らかにする。本研究への社会的ニーズは高く、生活支援に関する時系列ビッグデータの解析を試みる点で極めて探索的かつ挑戦的テーマといえる。