Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
今この瞬間の経験に受容的な注意でありのままに気づくマインドフルネスが、人々のウェルビーイングの改善・向上に貢献することが知られている。そのような効果を実現するためには、対象となる症状に対して抑制することなくありのままに気づくことが大切であると考えられている。しかし、経験にありのままに気づいているのか抑制しているのかという内的体験を客観的に測定する指標が確立されていないという問題がある。そこで本研究では、マインドフルネスの状態を把握するための呼吸波形を用いたバイオマーカーを開発することを目的として、認知心理学実験および生理心理学実験を実施する。