Project/Area Number |
19K24175
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
0908:Society medicine, nursing, and related fields
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Research Institution | Sophia University |
Principal Investigator |
近藤 千惠 上智大学, 総合人間科学部, 助手 (70845065)
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Project Period (FY) |
2019-08-30 – 2022-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 双生児 / 睡眠 / アクチグラフ / 乳児 |
Outline of Research at the Start |
多胎児であることは虐待のハイリスク要因として認識されている。1歳未満の双生児を抱える母親は睡眠時間が短く、育児疲労感が持続し、出産後の抑うつにも関連すると報告されている(横山、日本公衆衛生雑誌、1995)。 本研究は、1歳未満の双生児及びその両親の睡眠状況を睡眠測定機器を用いて客観的に評価する。同時に両親の育児や家事等の役割分担、うつ状況についても調査する。得られた結果から、双生児および両親の睡眠状況の実態と産後うつとの関連を明らかにすること、双生児家庭への支援と虐待予防について考察することを目的とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
令和2年度は、研究データの収集を行う予定であった。しかし、新型コロナウイルスの影響により、研究対象者の募集をする予定であった双生児育児サークルの開催が中止となり、進捗することができなかった。そのため、本研究について、補助事業期間延長申請を行い、承認が得られた。 第35回日本双生児研究学会学術講演会に参加し、新型コロナ危機における双生児家庭の現状や支援のあり方について情報を得た。感染予防のため、人との接触を減らすことが今まで以上に双生児家庭の孤立を助長している。一方でオンラインでの多胎児サークルの開催により、これまで双生児を連れての外出が難しかったり、遠方で参加ができなかった方々が参加しやすくなったというメリットも生まれていた。今後データ収集する際に本研究の対象者である双生児家庭の現状を踏まえた上で、依頼方法について工夫をする必要がある。 令和3年3月、研究対象者の募集をする予定である地域の担当者と打ち合わせを行った。双生児育児サークル再開に伴い、令和3年6月頃より研究対象者の募集ができる見込みである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルスの影響により、研究対象者の募集をする予定であった双生児育児サークルの開催が中止となり、進捗することができなかった。令和3年度は、双生児育児サークル再開予定であるため、令和3年6月頃から研究データを収集できる見込みである。
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Strategy for Future Research Activity |
研究データの収集が遅れていることが最大の課題である。令和3年3月に研究対象者の募集をする予定である地域の担当者と打ち合わせを行い、コロナ禍により双生児家庭の孤立が助長しているからこそ、本研究を進めていく意義について理解が得られた。双生児育児サークル再開に伴い、令和3年6月頃より研究対象者の募集ができる見込みである。 同時にこれまでの研究データの見直しを行い、論文作成も進めていく予定である。
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