小児診療所におけるプレパレーション定着に向けたアクションリサーチ
Project/Area Number |
19K24272
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
0908:Society medicine, nursing, and related fields
|
Research Institution | Nagaoka Sutoku University |
Principal Investigator |
沼野 博子 長岡崇徳大学, 看護学部, 助教 (90851022)
|
Project Period (FY) |
2019-08-30 – 2022-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2020)
|
Budget Amount *help |
¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2020: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
|
Keywords | 子ども / プリパレーション / 小児診療所 / アクションリサーチ |
Outline of Research at the Start |
子どもの権利条約が批准されて以降、医療を受ける子どもに対するプリパレーションの導入は進んでいるが、小児診療所看護師のプリパレーションに対する認識・実践上の課題が報告されている。本研究の目的は、小児診療所看護師を対象にアクションリサーチを行い、①プリパレーションの現状と実践上の困難を明らかにする。②困難や課題に応じた教育介入支援を行う。③介入後の認識・実践の変化とそのプロセスを明らかにすることである。 以上より、小児診療所看護師のプリパレーションの実践力向上と定着への示唆が得られ、教育支援モデル構築の基礎資料となる。
|
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、小児診療所看護師を対象にアクションリサーチを行い、①プリパレーションの現状と実践上の困難を明らかにする ②実践上の困難や課題に応じた支援を行う ③介入後の認識・実践の変化とそのプロセスを明らかにすることである。 小児診療所のプリパレーションの現状を把握するためにA県内小児診療所3か所を対象に目的①に対して参加観察とインタビューを行った。調査内容は、小児診療所を受診した幼児~学童前期の子ども・家族に対する小児診療所看護師の関わりにおいて、子どもが脅かされている場面とその時の看護師の行動、プリパレーションの概念に沿った看護師の行動、行動に関連する看護師の認識についてである。 2019年9月~2021年5月までに78事例の参加観察と小児診療所看護師8人のインタビューを行った。現在結果を分析しながら、同意を得られた診療所に対し、実践上の困難・課題に対するアクションを計画中である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナウイルス感染拡大による調査中断期間があり、データ収集・分析が遅れているため
|
Strategy for Future Research Activity |
現在調査を再開している。今後分析を進めながら、小児診療所医師・医療事務へのインタビュー調査、診療所看護師と共にアクションを計画実施する予定である。
|
Report
(2 results)
Research Products
(1 results)