CVD単結晶ダイヤモンド合成に基づくDT中性子エネルギースペクトロメータの開発
Project/Area Number |
20026001
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
金子 純一 Hokkaido University, 大学院・工学研究科, 准教授 (90333624)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤田 文行 北海道大学, 大学院・工学研究科, 助教 (10002312)
本間 彰 北海道大学, 大学院・工学研究科, 技術専門員 (80374594)
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Project Period (FY) |
2008 – 2009
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
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Budget Amount *help |
¥16,300,000 (Direct Cost: ¥16,300,000)
Fiscal Year 2009: ¥8,100,000 (Direct Cost: ¥8,100,000)
Fiscal Year 2008: ¥8,200,000 (Direct Cost: ¥8,200,000)
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Keywords | 核融合プラズマ診断 / 人工ダイヤモンド検出器 / 結晶合成 / 結晶特性評価 / 電荷捕獲同定手法 |
Research Abstract |
今年度は前年度良い結果の出たリフトオフ法を北海道大学に導入することを第一目標として研究を行った。Ib型基板を使用して連携研究先である産業技術研究所と同一の合成条件でCVD単結晶の合成を行った。合成した試料をリフトオフ法により自立膜化した。さらに化学処理ならびに電極製作を行い、検出器とした。製作した検出器に対してI-V測定、α線応答測定を行った。十分な印加電圧がかかり、α線に対して16%程度ではあるがピークの立つ応答を示す検出器の製作に成功した。今後、高品質基板を使用し、合成条件の最適化を進め実用的な人工ダイヤモンド放射線検出器の実現を目指す。 また合成した結晶中の電荷捕獲準位を同定するための積極的電荷捕獲を利用した光I-V測定法の改良をすすめ、ある程度信頼性のあるデータが取得できる状況に達した。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)