選択的マイトファジーに必須なタンパク質のミトコンドリア標的化機構
Project/Area Number |
20059034
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology (2009) National Institute for Basic Biology (2008) |
Principal Investigator |
岡本 浩二 Tokyo Institute of Technology, 統合研究院, 先進研究員 (40455217)
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Project Period (FY) |
2008 – 2009
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
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Budget Amount *help |
¥5,800,000 (Direct Cost: ¥5,800,000)
Fiscal Year 2009: ¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
Fiscal Year 2008: ¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
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Keywords | ミトコンドリア / 細胞内分解 / タンパク質標的化 / 出芽酵母 |
Research Abstract |
【平成21年度】マイトファジー・タンパク質Atg32とAtg8およびAtg11との相互作用の解析 1. Atg32のドメイン解析 マイトファジーに必須なタンパク質Atg32の膜貫通型タンパク質のトポロジー、マイトファジーに働くドメイン、ミトコンドリア標的化シグナル等を、生化学的アッセイ、蛍光顕微鏡観察等の手法により解析した結果、Atg32はN末端側のドメインを細胞質側に露出したトポロジーをとること、C末端近傍の膜貫通ドメインとC末端側ドメインがミトコンドリア標的化に必要であることがわかった。また、マイトファジー活性には、細胞質側ドメインが必要かつ十分であることが示唆された。 2. タンパク質間相互作用を特異的に破壊するatg32, atg8およびatg11変異の単の離と変異タンパク質の機能能解析 部位特異的変異導入法と免疫共沈降アッセイにより、Atg32-Atg11のタンパク質間相互作用が特異的に阻害されたatg32の変異を単離した。この変異タンパク質を発現した細胞では、マイトファジーが顕著に抑制されることから、Atg32-Atg11間相互作用がAtg32の機能発現に重要であることが示唆される。
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Report
(2 results)
Research Products
(8 results)