Project/Area Number |
20H00695
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
1150:Law, political science, economics, business administration, and related fields
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Research Institution | Okinawa Institute of Science and Technology Graduate University |
Principal Investigator |
Sugihara Tadashi 沖縄科学技術大学院大学, 外部研究資金セクション, 研究支援業務職
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Project Period (FY) |
2020-04-01 –
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥480,000 (Direct Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2020: ¥480,000 (Direct Cost: ¥480,000)
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Keywords | 人材開発 / 研究支援 / URA |
Outline of Research at the Start |
今後も議論が継続するURA(リサーチ・アドミニストレーター)評価の指標について、日本、米国、欧州を主な対象として調査、比較する。経験豊富なURA組織長、副学長・理事クラスへのインタビューを通して、特に優れていると認める人材の特徴を具体的に挙げてもらう。またアンケートも実施し、求められるURA人材像を抽出する。このような活動を通じて、人事評価データ以外に注目すべきURA人材評価指標策定が進むことを目標とする。
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Outline of Final Research Achievements |
URAに求められる役割の詳細は機関によって異なるため、一般的にURAに求められるものを抽出した。情報源として、中央大学のコンピテンシー定義を利用した(https://bit.ly/3LXZvlB)。コンピテンシーの7キーワードのうち、「コミュニケーション力」「問題解決力」「組織的行動力」の3つを選び、それぞれの評価軸の中でスキル習熟度を変化させ、仮想的なURA候補者をペルソナとして設定した。ペルソナの能力はストーリー仕立てで表現した。被験者はストーリーからレベルの違いを抽出することを求められたが、被験者が認識するレベル差は実験者の予想に合致しないことが明らかになった。
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
調査を行った限り、ストーリー仕立てでペルソナを表現するというアプローチについては興味を持たれたものの、レベル感の違いをうまく表現し、それを被験者が抽出できるかという二段階で課題が見られた。スキル習熟度を数値化して被験者に呈示する案が考えられたが、実際の面接プロセスを意識すれば本来の計画案のアプローチがより相応しく、今後継続して検討することとした。
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