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中等教育における数学的感覚に関する研究~数学学習への影響に焦点を当てて~

Research Project

Project/Area Number 20H00749
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Review Section 1180:Education on school subjects, primary/secondary education-related
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

IWACHIDO Hideki  広島大学, 附属福山高等学校, 教諭

Project Period (FY) 2020-04-01 – 
Project Status Completed (Fiscal Year 2020)
Budget Amount *help
¥390,000 (Direct Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2020: ¥390,000 (Direct Cost: ¥390,000)
Keywords数学教育 / 数学的感覚 / 日常の数学的経験 / 中等数学教育
Outline of Research at the Start

本研究では, 今日の数学科で育成されるべき考え方・思考法という視点から中等教育における授業を再考し, 新たな授業のあり方を提示し, それに準ずる授業開発を行うことを目的としている。目的のために, 数学的感覚に焦点を当てる。数学的感覚は, 日常・数学学習において顕在化しにくいが無意識に使用することがよくあり, この点を意識的に身につけることは今日の数学科で身につけるべき思考法となり得る。数学的感覚と数学学習に対する意欲・関心, 学習内容などとの関連を考察し, 得られた示唆から授業設計, 教授実験を行い, 成果や新たな課題を導出することを目指すこととする。

Outline of Final Research Achievements

本研究では,数学科で育成されるべき考え方・思考法という視点から中学校における授業を再考し,新たな授業のあり方を提示し,それに準ずる授業開発を行うことを目的とする。そこで,数学的感覚や,生徒が日常で数学に関連することに対する意識を調査し,分析することによって,授業開発への示唆を与えることを主目的として遂行する。
その結果,感覚的に認められるような考え方を好む人は,高校数学に対して好意的な印象を持つ傾向があること,感覚的に認められるような考え方を好む人ほど論理的に考えるゲームを好む傾向があることが明らかになった。この点を踏まえた授業開発をすることが今後の課題となる。

Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements

物や情報があふれる今日においては,授業で学習した内容と日常の事象を関連付けて学習することは必要不可欠であり,数学も例外ではない。しかし,今日の数学学習は,受験偏向の授業が多くなされていると言っても良い。
本研究では,数学的感覚や,日常で数学に関連することに対する意識を調査し,その分析を行った。その結果,数学を学習していく上で必要な素地の育成や身につけるべき思考法の習得のための授業開発の視点を得ることが出来た。その視点からの授業開発を行うことが今後の課題である。

Report

(2 results)
  • 2020 Annual Research Report   Final Research Report ( PDF )

URL: 

Published: 2020-04-28   Modified: 2023-03-23  

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