Project/Area Number |
20H00846
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
1200:Educational technology-related
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Research Institution | National Institute of Technology, Toyota College |
Principal Investigator |
Ikedo Sakura 豊田工業高等専門学校, その他部局等, 技術職員
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Project Period (FY) |
2020-04-01 –
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2020: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
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Keywords | PBL / 機械実習 / 教育工学 / 機械工学 / ボードゲーム |
Outline of Research at the Start |
ものづくりをする上で計画を立て、その通りに実行することは難しい。初心者は見通しが甘く期限内に完成できないことが多い。そこでものづくりの一連の流れを模したボードゲーム型教材を開発し、初心者がゲーム内で何度もリーダー役を疑似体験し、試行錯誤することで、計画全体を見据え行動できるようになると考えた。本研究ではそんなボードゲーム型教材を開発、ゲームの実施と振り返りをワークショップとして行い、効果を確認する。
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Outline of Final Research Achievements |
ものづくりプロジェクトにおける見通しの甘さを改善するために、実習型ボードゲーム教材を作成した。機械工学科3年生の学生の半数に教材を使用したワークショップを体験させた。機械工学科3年生全員に、年度始めと年度終わりの2回、PROGテスト(河合塾が開発した問題解決能力等を測定できるテスト)を受けてもらい、教材を体験した群と、体験しなかった群でレベルの変化を比較した。その結果、PROGテストの評価項目の構想力、実践力において、レベルが増加した人数が多いことがわかった。
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
開発した教材により、学生はものづくりの一連の流れを疑似体験でき、計画を立てる重要性、ものづくりにおける制限、組み立て時のトラブル等について、短時間で学ぶことができるようになった。また、短時間でできるため、学生自身が試行錯誤をすることができる。教材は印刷費程度で作成できるため、高専だけでなく、工業高校、大学の工学部、製造系企業でワークショップとして研修等でも使用できる。
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