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音と光を利用した実践的な放射線測定技術習得のための支援教材の開発

Research Project

Project/Area Number 20H00856
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Review Section 1200:Educational technology-related
Research InstitutionKumamoto University

Principal Investigator

Kawahara Osamu  熊本大学, 技術部, 技術専門職員

Project Period (FY) 2020-04-01 – 
Project Status Completed (Fiscal Year 2020)
Budget Amount *help
¥360,000 (Direct Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2020: ¥360,000 (Direct Cost: ¥360,000)
Keywords放射線測定 / 放射線教育 / 放射線 / 放射線測定器
Outline of Research at the Start

サーベイメータは緊急時の汚染検査では必須かつ最初に選択される放射線測定機器となっているが、測定対象物が無地など目印になるものがない場合、測定時の重要なポイントである「対象物との距離(タテ位置の把握)」と「検出器の移動速度(ヨコ位置と時間の把握)」を同時に正しく維持することが難しくなる。
そこで本研究では、実践に則した放射線測定技術を習得するための、音(テンポ)と光(位置照射)を利用した支援教材を開発する。

Outline of Final Research Achievements

サーベイメータは汚染検査で使用される放射線測定機器であるが、対象物からの距離が離れる又は検出器の移動速度が速くなると、測定値が小さくなり汚染の見落としや過小評価につながるため、光と音を利用した改善方法を検討した。
光の広がり・角度やメトロノームのテンポを利用することで、サーベイメータの検出部の移動速度や対象物からの距離を測定中に確認・調整できるようになった。同じ目線・位置から、対象物との距離・移動速度を同時に把握できるようにし、また、個人の感覚(時間・距離)の影響を少なくしたことで、測定精度の改善が見られた。

Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements

サーベイメータによる汚染測定の際は、できるだけ時間をかけずに汚染状況を正しく評価できるように、検査対象とする範囲・面に対して一定の距離を保ちながら(対象物に触れてはいけない)、一定の速度でサーベイメータの検出部分を移動させる必要がある。実際の現場には時間・距離の目安になるものが無いため、この調整が難しく、条件からずれていても客観的に分からないことが問題であった。本研究により誰もが同じ条件で測定できるようになり、汚染の見落としや過小評価の減少につながると考える。

Report

(2 results)
  • 2020 Annual Research Report   Final Research Report ( PDF )

URL: 

Published: 2020-04-28   Modified: 2023-03-23  

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