Project/Area Number |
20H00857
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
1200:Educational technology-related
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Research Institution | Tokuyama College of Technology |
Principal Investigator |
FUJIMOTO Tatsuya 徳山工業高等専門学校, 教育研究支援センター, 技術職員
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Project Period (FY) |
2020-04-01 –
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥470,000 (Direct Cost: ¥470,000)
Fiscal Year 2020: ¥470,000 (Direct Cost: ¥470,000)
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Keywords | 組込み技術 / マイコン |
Outline of Research at the Start |
学生実験を通じて組込み教育を行うにあたり、学生実験時間の制約や用意できる機材の制約により十分に触れることができず、マイコンの役割や仕組みを十分に理解できないまま実験を進めている状況が見られる。本研究では、マイコン初学者である学生がマイコン制御の基礎を自宅学習等で能動的に体験・習得できる環境を提供し、電子回路などを含めた組込みシステム全体の理解度の向上させることを目的とした、実験テーマと教材の試作を行う。
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Outline of Final Research Achievements |
本研究では、マイコン制御の理解度の向上を目的に、自分のペースでマイコン制御の基礎を理解・体験するための実験教材として、マイコンボードの試作を行った。試作した実験教材は計測機器の無い自宅等で使用できるよう、プログラムの動きと電気信号の変化の様子を機能を組み込んでおり、持ち運びが容易に行えるよう小型(A5サイズ)の装置にまとめた。この教材を使用することで、マイコン制御に対する苦手意識の払拭や、基本的な理解度の向上が期待できる。
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
近年大きな注目を集めているIoTでは、マイコン制御やセンサといった組込み技術がその中核をなしており、組込み技術者の養成が求められている。本研究で試作を行った実験教材では、モータやLEDといった被制御物を実際にコントロールしながら、プログラムの動きと電気信号の変化の様子に着目して動作を学習できるため、組込みの初歩の学習に活用できると考えられる。また、組込み技術に興味を持つきっかけとなることも期待できる。
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