Project/Area Number |
20H00885
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
1210:Science education-related
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Research Institution | Toba National College of Maritime Technology |
Principal Investigator |
Kiyoshige Yasushi 鳥羽商船高等専門学校, その他部局等, 技術系職員
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2021-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥480,000 (Direct Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2020: ¥480,000 (Direct Cost: ¥480,000)
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Keywords | デジタルファブリケーション / ものづくり / 教材開発 |
Outline of Research at the Start |
本研究の概要は、近年PCによるデジタル設計によってNC工作機械、3Dプリンタ等を使用して個人レベルでモノづくりが可能になっている。しかしながら情報系の学生は実機の製作は苦手として敬遠しがちであるが、そのような学生にもモノづくりに挑戦したくなるような校内デジタルファブリケーションを目指しハード面(施設、設備)と、ソフト面(手順書、指導書)の環境構築を目指す研究である。
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Outline of Final Research Achievements |
高専情報系学生にむけて、デジタルファブリーケーションを実施できる教材と設備を準備開発した。具体的には、CADソフトとコンピュータ制御の工作機械を使って作成できるサンプル装置の開発を通じて、設計手法を学べる教材を開発した。また部品の組み合わせで簡単に製作できるように電子部品や機械部品のライブラリを作成した。それに合わせてサンプル機器同等の物を作成できるデジタルファブリケーション設備を運用開始した。
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
汎用的な工作機械を習得しものづくりを行うには、長期間の訓練が必要である。デジタルファブリーケーションとは、デジタルデータをCADソフトによって製作し、それを元にコンピュータで制御される工作機械でものづくりを行うことである。一部を除いて、加工はデジタルデータを元に工作機械が自動で行うため、加工技術の未熟な情報系の学生でも、CADによるデジタルデータの作り方、NC工作機械の使い方、設計手法を習得すると、工作機械の性能の範囲でものづくりが行えるようになる。
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