Project/Area Number |
20H00886
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
1210:Science education-related
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Research Institution | Akita National College of Technology |
Principal Investigator |
Otomo Shohei 秋田工業高等専門学校, 技術教育支援センター, 技術専門職員
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Project Period (FY) |
2020-04-01 –
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥480,000 (Direct Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2020: ¥480,000 (Direct Cost: ¥480,000)
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Keywords | UAV / シミュレーション / 下水処理場 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、下水処理場終末処理場の維持管理に必要な実践的知識を習得できる教育教材を開発する。教材は、処理フロー全体を平面的に可視化できる映像教材と、処理場の管理を疑似体験できるシミュレーション教材の二つを組みあせたものである。教材開発ため、映像教材ではドローン使用した空撮、シミュレーション教材では水質シミュレーションソフトを使用したモデルの構築を行う。対象は、秋田県大仙市にある実処理場を予定している。
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Outline of Final Research Achievements |
本研究では,下水処理場終末処理場の維持管理に必要な実践的知識を習得できる教育教材を開発した.具体的には,水処理フロー全体を平面的に可視化できる映像教材と,処理場の管理を疑似体験できるシミュレーション教材である. 教材開発ため,映像教材ではドローンを使用した空撮と,映像の編集を行った.シミュレーション教材ではモデル構築のためのデータ採取と,活性汚泥を使用した室内実験を複数回を行った.これらを組合わせて学習することにより,使用者の実践的な知識の取得が期待される.
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
本研究では,下水処理場終末処理場の維持管理に必要な実践的知識を習得できる教育教材として,水処理フロー全体を平面的に可視化できる映像教材と,処理場の管理を疑似体験できるシミュレーション教材を開発した.高度技術者の育成を担う高専教育において,座学で得られた知識を現場で使える実践的な知識に昇華させるシステムは必要不可欠である.中でも処理場のメカニズムは,規模の大きさとプロセスの複雑さから,簡明な教材の必要性が非常に高い.
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