Outline of Research at the Start |
本研究では, 特に天文を題材とした研究活動に様々な制約がある中学校の部活動として, 再現可能な天体観測の手法について実践し検証する。天候等の影響に加え, 観測が夜間に限定されるため安全確保も課題となることから, 電波を用いた流星の観測を中心とし, 一般的な手法として行われているHROに加え, VORを使った観測を比較検討する。実践により, 学校教育の枠組み内で行う研究活動の1つとして継続が可能であれば, 他の学校現場における再現性が認められる。 さらに, 現在, 首都圏を中心に全国各地でCOVID19による休校が続いている。以上の実践に加え, 生徒が在宅で観測データを解析し, オンラインによって教師が支援するなど, インターネットを活用した新しい形での生徒の研究活動のあり方を模索する。
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