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ループス腸間膜血管炎の病態及び発症機序の解明

Research Project

Project/Area Number 20H01079
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Review Section 3190:Biomedical structure and function, pathology, infection/immunology, and related fields
Research InstitutionJuntendo University

Principal Investigator

FUJISHIRO Maki  順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 技術補助員

Project Period (FY) 2020-04-01 – 
Project Status Completed (Fiscal Year 2020)
Budget Amount *help
¥480,000 (Direct Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2020: ¥480,000 (Direct Cost: ¥480,000)
Keywordsループス腸間膜血管炎 (LMV) / Toll様受容体7 (TLR7) / 全身性エリテマトーデス (SLE) / 腸内細菌叢 / ループス腸間膜血管炎(LMV) / Toll様受容体7 (TLR7) / 全身性エリテマトーデス(SLE)
Outline of Research at the Start

ループス腸間膜血管炎(LMV)は、全身性エリテマトーデス(SLE)に稀に合併する病態である。しかし、血管炎を伴う腸管出血が見られる場合は予後が悪い。当研究グループでは、SLE自然発症モデルマウスにTLR7アゴニストを塗布した独自の誘導モデルで、血管炎を伴う腸管出血を発症することを突き止めている。さらに、腸内の免疫異常が示唆され、腸内細菌叢の顕著な変動も確認している。本研究では、第一にこの誘導マウスがLMVを発症していることを証明する。第二に腸内細菌叢の変化がLMVの発症や病態に寄与している可能性を検証する。LMV病態及び発症機序の解明により新たな早期診断法や治療法の開発にも期待できる。

Outline of Final Research Achievements

ループス腸間膜血管炎(LMV)は、全身性エリテマトーデス(SLE)に稀に合併する病態であるが、血管炎を伴う腸管出血が見られる場合は予後が悪い。これまでに、当研究グループでは、SLE自然発症モデルマウスにTLR7アゴニストを塗布した独自の誘導モデルにおいて、血管炎を伴う腸管出血を呈することを発見していた。本研究では、このモデルの詳細な病態解析を行い、病理学的、血清学的な解析結果から、これを新規LMV誘導マウスモデルとして確立した。次に、LMVの発症機序を解明するために、腸内細菌量を減少させたところ、血管炎が抑制される傾向が見られた。今後、腸内環境の変化とLMV様病態の関連について追及していく。

Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements

本研究成果で新規LMV誘導マウスモデルを確立したことにより、LMVの詳細な病態や発症機序の解析が可能となった。さらに、腸内環境の変化がLMV様の病態に寄与するため、シンバイオティクスなどによって腸内環境を整えることで、LMVの病態改善につながる可能性がある。したがって、当マウスモデルを用いてLMVの病態及び発症機序の解析を行うことで、発症の予防や早期診断法や新規治療薬の開発などに期待できる。

Report

(2 results)
  • 2020 Annual Research Report   Final Research Report ( PDF )

URL: 

Published: 2020-04-28   Modified: 2023-03-23  

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