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HepG2を用いたSAA-HDL形成の解析

Research Project

Project/Area Number 20H01108
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Review Section 3210:General internal medicine, organ-based internal medicine, internal medicine of the bio-information integration, and related fields
Research InstitutionTokyo Medical and Dental University

Principal Investigator

Fujii Yuki  東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 臨床検査技師

Project Period (FY) 2020-04-01 – 
Project Status Completed (Fiscal Year 2020)
Budget Amount *help
¥480,000 (Direct Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2020: ¥480,000 (Direct Cost: ¥480,000)
Keywords高比重リポタンパク / 急性アミロイドA / HepG2細胞 / 血清アミロイドA / アポリポタンパクA-I
Outline of Research at the Start

血清アミロイドA(SAA)は主に肝臓で生成される急性期反応タンパクであり、急性炎症だけでなく慢性炎症でも上昇することが知られている。また、SAAは血中では高比重リポ蛋白(HDL)に結合しているが、先行研究においてHDIの抗粥状動脈硬化作用の鍵となるアポリポタンパクA-1と置換することでHDLに結合することが報告されている。そのため、SAA-HDLの形成過程を理解することで粥状動脈硬化進展のさらなる解明や予防に繋がることが期待される。
本研究では、ヒト肝細胞癌由来細胞株HepG2を用いてSAA-HDL形成メカニズムを解明していく。

Outline of Final Research Achievements

HepG2細胞内のSAAとapoA-Iの局在を蛍光免疫染色および共焦点レーザー顕微鏡を用いた解析と、近接ライゲーションアッセイにて解析したところ、SAAとapoA-Iは細胞質中に重なることなく点在していた。
これより、SAAとapoA-IはHepG2細胞から放出されたときには同一粒子内に存在しているが、HepG2細胞内では別々に存在している可能性が示唆された。

Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements

高比重リポタンパク(HDL)は抗粥状動脈硬化を担う重要な粒子である。また、HDLはヘテロジニアスなリポタンパクであり、様々な種類のHDL亜分画が知られている。血清アミロイドA(SAA)は急性期反応蛋白であり、炎症時に上昇することが知られたいる。
先行研究により、血中のSAAはHDLに結合していることが分かっている。このことから、SAA含有HDL(SAA-HDL)の生成過程に焦点を当てることで、SAA-HDLが及ぼす影響を知ることができ、動脈硬化進展のバイオマーカーとしての役割を見いだせる可能性がある。

Report

(2 results)
  • 2020 Annual Research Report   Final Research Report ( PDF )

URL: 

Published: 2020-04-28   Modified: 2023-03-23  

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