Research Project
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
我々の研究グループはビスホスホネートおよび酸化ストレス(OS)誘発剤であるDL-buthionine-(S,R)-sulfoximineをマウスに投与することにより、顎骨壊死モデルを作成した。抗酸化ストレス剤であるN-acetylcysteine(NAC)は近年口腔領域において、骨芽細胞の分化促進による骨再生加速効果を示すことが報告されている。今回、顎骨壊死を発症させたマウスにNACを投与し、その有効性が証明できれば、ビスホスホネート系薬剤関連顎骨壊死の治療へつなげることが期待できると考えた。