Project/Area Number |
20H03700
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 53050:Dermatology-related
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
西江 渉 北海道大学, 医学研究院, 客員教授 (20443955)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩田 浩明 北海道大学, 大学病院, 講師 (20397334)
泉 健太郎 北海道大学, 医学研究院, 助教 (50793668)
氏家 英之 北海道大学, 大学病院, 講師 (60374435)
夏賀 健 北海道大学, 大学病院, 講師 (70645457)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Project Status |
Declined (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥17,680,000 (Direct Cost: ¥13,600,000、Indirect Cost: ¥4,080,000)
Fiscal Year 2021: ¥5,070,000 (Direct Cost: ¥3,900,000、Indirect Cost: ¥1,170,000)
Fiscal Year 2020: ¥7,540,000 (Direct Cost: ¥5,800,000、Indirect Cost: ¥1,740,000)
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Keywords | 自己免疫疾患 / 皮膚病態学 |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は、自己免疫性水疱症のなかで最も頻度の高い水疱性類天疱瘡(BP)の病態解明です。BPの自己抗体は、表皮基底細胞ヘミデスモソーム構成分子のひとつであるBP180を標的としますが、標的部位は時間経過に伴い変化することが知られています(エピトープスプレディング現象)。本研究では、BPで生じるエピトープスプレディング現象を詳細に解析し、時間をBP発症前へ遡り、発症前に患者自己抗体が標的としていた抗原の同定を目指します。そして遺伝子改変抗体と動物モデルを用いBPの発症機序を解明します。
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Outline of Annual Research Achievements |
2020年度は、18名の水疱性類天疱瘡患者(DPP4阻害薬内服中の症例を含む)末梢血単核球中のB細胞をEBウイルスを用い形質転換した。樹立したLymphoblastoid cell lineの培養上清を用い、水疱性類天疱瘡抗原であるBP180タンパクへの自己抗体の反応性をELISA法で確認したところ、全ての患者さん由来細胞でIgGクラス自己抗体の反応性は確認できなかった。しかし、6名のLymphoblastoid cell line培養上清に坑BP180 IgMクラス自己抗体を確認したため、形質転換した細胞群から単一あるいはポリクローナルな状態での、坑BP180自己抗体産生細胞の採取をFACSソーティングで試みた。その結果、坑BP180自己抗体産生細胞数が極めて少なかったことと、蛍光標識BP180タンパクが細胞表面に結合した後のエンドサイトーシスに伴う蛍光の減弱のため、細胞の単離は上手くいかなかった。そこで、pH耐性緑色蛍光タンパクであるGamillusを融合したBP180タンパクを作製し、再度FACSソーティングを行うこととした。細胞を単離したのち、次世代シークエンサーによる自己抗体可変領域のアミノ酸配列の解読と、リコンビナント坑BP180自己抗体の作製、そしてマウスへ投与し病原性の確認を計画しそれぞれの予備実験を開始していたが、今後の研究を遂行できなくなったため、2021年以降の交付申請は辞退することにした。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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