市民と専門職で創生するケアリングコミュニティの実現
Project/Area Number |
20H03979
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
田村 恵子 京都大学, 医学研究科, 教授 (30730197)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西山 知佳 京都大学, 医学研究科, 准教授 (40584842)
星野 明子 大阪成蹊大学, その他部局等, 教授 (70282209)
平井 啓 大阪大学, 人間科学研究科, 准教授 (70294014)
森田 達也 聖隷クリストファー大学, 看護学研究科, 臨床教授 (70513000)
清原 康介 大妻女子大学, 家政学部, 准教授 (80581834)
本間 なほ (ほんまなほ) 大阪大学, COデザインセンター, 教授 (90303990)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥6,890,000 (Direct Cost: ¥5,300,000、Indirect Cost: ¥1,590,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2020: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
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Keywords | 慢性疾患 / 対話プログラム / コミュニティ / 生きる知恵 / スピリチュアルケア |
Outline of Research at the Start |
本研究は、地域社会で病いとともに生きる人々や家族、市民と専門職で創るケアリングコミュニティにおける対話プログラムの効果検証を目的とする。CBPR(Community-Based Participatory Research)を主軸に、ケアリングに基づく対話パターンの実践知の共有、世代を越えた人々とのケアする対話の場づくりの検討、病いとともに生きる意味を探求するスピリチュアルケアガイドの作成を行う。地域社会における対話プログラムの効果を検討することで、今後の少子高齢・人口減少を向かえるわが国において、病いとともに生きる人々と市民が支え合い、主体的に生き抜くための地域共生社会実現への貢献を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、地域社会で病とともに生きる人々や家族、市民と専門職とで創るケアリングコミュニティにおける対話の効果を検証することである。 本研究ではCBPR(Community-Based Participatory Research)を主軸とし、病とともに生きる人々のケアリングコミュニティの実現に向け、結果評価だけでなくプロセス評価を重要視している。しかし、2020年度よりCOVID-19感染症の影響により、対面でのコミュニティづくりが困難となり、アフターコロナ社会を見据えたケアリングコミュニティの実現を目指す必要性を感じ取り、2021年度よりオンラインを活用するだけではなく、対面を組み合わせたハイブリッド型のケアリングコミュニティの実現へシフトすることを考慮し、研究内容の修正を行っている。そこで、2022年度は任意団体「ともいき京都」のオンライン参加者9名(男性1名、女性8名)を対象に、オンライン活動に参加することによって参加者がどのような影響を受けているのか、オンラインを活用した場は対面の場とどのような共通点や相違点があるのかを明らかにすることを目的にインタビュー調査を実施した。調査の結果、オンライン参加者は「他者の役に立てるように自分の経験を伝えたいと思う」や「頑張っているのは自分だけでなないと思える」など対面と同様の思いを抱く一方で、「コミュニティの広がりを感じる」や「対面時とは異なる参加者との近さを感じる」などオンライン特有の感覚も得ていることが明らかとなった。こうした思いを育むために参加者は「対等な立場で楽しく参加できる雰囲気がある」など対面時と共通した場の提供を求めている一方で、「体調や予定に合わせた参加方法が選択できる」などオンライン特有の場の提供を求めていることも明らかとなった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
今年度中にケアリングコミュニティでの対面の場づくりおよびその効果検証を行う予定であった。しかし、コロナ禍において変化する状況が予測できない中で、計画内容を見直しながら実施しているため、研究の遂行に時間を要している。
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Strategy for Future Research Activity |
オンライン参加者を対象としたインタビュー調査結果と先行研究で明らかになった「病とともに生きる知恵の要素」の内容を基に、ハイブリッド型のケアリングコミュニティの実現に向けたケアする対話の場づくりの実践および効果検証の実施を目指す。
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Report
(2 results)
Research Products
(9 results)