がんゲノム医療に対応するがん看護専門看護師育成のための介入研究
Project/Area Number |
20H03987
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | Toho University |
Principal Investigator |
村上 好恵 東邦大学, 看護学部, 教授 (70384659)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
今井 芳枝 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (10423419)
川崎 優子 兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (30364045)
武田 祐子 慶應義塾大学, 看護医療学部(信濃町), 教授 (80164903)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥7,150,000 (Direct Cost: ¥5,500,000、Indirect Cost: ¥1,650,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2020: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | がんゲノム医療 / 遺伝性腫瘍 / がん看護専門看護師 / 介入研究 / 人材育成 |
Outline of Research at the Start |
がんゲノム医療は、「第3期がん対策推進基本計画」の中心施策であるが、多くの医療従事者は、患者や家族に対して、どのように対応すればよいのか経験が不十分である。そこで、遺伝性腫瘍への偏見や苦手意識を持つことなく、がんゲノム医療に携わることができる人材育成を行うために、がん看護専門看護師を対象としたがんゲノム医療における看護師の役割に関する教育プログラムを開発し、介入効果をクロスオーバーランダム化比較試験(RCT)にて検証する。
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Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は、遺伝性腫瘍の患者や家族の状況に対するアセスメントの視点を学ぶための教育プログラムを試作した。さらに、この教育プログラムをがん看護専門看護師に使用してもらい、試作した教育プログラムの内容と運用方法について検討し、改善点を見出すことを目的として実施した。 ①教育プログラムの試作については、全員の実践経験をもとに、事例の作成と、実際にどのような視点でアセスメントを行い、どのようにケアを行うのか、について解説した事例動画を4本作成した。また疾患の基礎知識編の動画も作成した。 ②教育プログラムの運用は、個別に学習ができるe-learningと遠隔会議システムを用いて1回集合するWEB型交流ディスカッションの組み合わせを採用した。個別に学習ができるe-learningを提供するために、プラットホームとなるホームページを作成し、研究対象者は、一定期間いつでも自由に何度でもアクセスできる設定とし、そのアクセス回数や時間帯、視聴時間などをデータ収集した。遠隔会議システムを用いて1回集合するWEB型交流ディスカッションは、3時間を予定し、e-learning事例のディスカッションと質疑応答、難渋事例のディスカッション、がんゲノム医療における意思決定支援の情報提供、の3部構成とした。 ③ WEB型交流ディスカッションの終了後に、今回の教育プログラム内容および運用方法は、がん看護専門看護師の学習ニーズに合致しているのかGoogle Formsを用いて意見を収集した。研究協力者17名からは、e-learningの取り組みやすさと、集合教育との組み合わせによるサポートの良さに関する評価が高かった。一方で、e-learningとして何度も視聴可能であることを活かし、もっと事例のアセスメントを詳しく解説してほしいという要望もきかれた。今後、これらの意見を基に改善し、実際に活用していく予定である。
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Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(4 results)
Research Products
(41 results)
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[Journal Article] がん治療に対する納得の尺度開発2022
Author(s)
今井芳枝, 雄西智恵美, 川端泰枝, 町田美佳, 徳永亜希子, 榎本葵, 荒堀広美, 上田伊佐子, 板東孝枝, 井上勇太, 高橋亜希, 阪本朋香
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Journal Title
日本看護科学会誌
Volume: 42
Pages: 281-290
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[Journal Article] 小児・成人のためのCowden症候群/PTEN過誤腫症候群診療ガイドライン(2020年版)2020
Author(s)
高山哲治, 五十嵐正広, 大住省三, 岡志郎, 角田文彦, 久保宜明, 熊谷秀規, 佐々木美香, 菅井有, 菅野康吉, 武田祐子, 土山寿志, 阪埜浩司, 深堀優, 古川洋一, 堀松高博, 六車直樹, 石川秀樹, 岩間毅夫, 岡崎康司, 斎藤豊, 松浦成昭, 武藤倫弘, 冨田尚裕, 秋山卓士, 山本敏樹, 石田秀行, 中山佳子
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Journal Title
遺伝性腫瘍
Volume: 20
Pages: 93-114
NAID
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[Journal Article] 小児・成人のためのPeutz-Jeghers症候群診療ガイドライン(2020年版)2020
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山本博徳, 阿部孝, 石黒信吾, 内田恵一, 川崎優子, 熊谷秀規, 斉田芳久, 佐野寧, 竹内洋司, 田近正洋, 中島健, 阪埜浩司, 船坂陽子, 堀伸一郎, 山口達郎, 吉田輝彦, 坂本博次, 石川秀樹, 岩間毅夫, 岡崎康司, 斎藤豊, 松浦成昭, 武藤倫弘, 冨田尚裕, 秋山卓士, 山本敏樹, 石田秀行, 中山佳子
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Journal Title
遺伝性腫瘍
Volume: 20
Pages: 59-78
NAID
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