Project/Area Number |
20K02109
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 08010:Sociology-related
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
井口 高志 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (40432025)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木下 衆 慶應義塾大学, 文学部(三田), 助教 (00805533)
海老田 大五朗 新潟青陵大学, 福祉心理学部, 准教授 (50611604)
前田 拓也 神戸学院大学, 現代社会学部, 准教授 (60552148)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 地域共生社会 / 意思 / 地域知的障害 / 認知症 / 相互行為 / 障害者 / ケアのロジック / 支援 / 障害 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、「地域包括ケア」「地域共生社会」が目指される時代に、地域において障害や病い、または、生きづらさなどを抱える人たちがどのように支援と関わりながら日常生活を送り、それを支える人たちがどのように支援実践や居場所を形成してきた/いるのかを、領域横断的な研究者の経験的調査によって明らかにする。この作業を通じて、現在、政策目標とされている地域包括ケアや地域共生社会に向けた課題の明確化を目指す。中心となる研究領域は認知症ケアおよび障害者支援であり、これらの研究を中核として、さらに他領域の支援実践に関する研究の知見を付き合わせていく。
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Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、新型コロナウィルス感染症流行収束に伴って徐々に研究活動が本格的に可能となっていき、対面・オンラインのハイブリッド研究会3回を含む4回の研究会議を開催した。研究会の目的は、2023年度末を目処とした研究成果の編著本としての出版であり、研究分担者及び関係する若手研究の研究協力者が、各自の進めている調査研究の報告を行い、各自の研究論文のブラッシュアップを行った。分野領域横断的に知見をつなぐことを主眼とする本研究課題においては、基本的に各自がそれぞれの領域で研究を進めているが、こうした研究会で討論することによって、地域共生社会における意思・主張をどう捉えていくかという本研究課題に立ち返っての位置付けを行うことができた。研究会の具体的テーマとしては、富山型共生ケア、知的障害者家族、訪問鍼灸マッサージ場面の相互行為分析、障害者雇用、知的障害者をめぐる調査研究の歴史、などがテーマとして報告され、参加者同士で討論を行った。また、研究代表者は、研究会開催に合わせて、現在の進捗状況や全体に関するまとめのコンセプトを提示し、最終的な出版に向けての計画を順次進めている。 昨年度までが、各自のこれまでの研究を振り返りや、本研究課題のミッションの再確認が中心となっていたのに対して、今年度は、領域横断的に知見を生み出していく作業を進めていくことができた。その成果として、そうした新たな展開を示すものを学会発表や論文の形で出すことができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
昨年度までと異なり、研究分担者・研究協力者による研究会を複数回行い、活発に研究活動を展開することができた。しかし、昨年度までの新型コロナウィルス感染症による調査実施等に対する影響や、参加研究者各自の家庭環境上の変化などによって、昨年同様、当初予定実施に支障があった。また、当初予定していた国際学会での報告や共著出版は次年度に持ち越された。
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Strategy for Future Research Activity |
昨年度同様、研究全体の進行を一年程度遅らせた形で実施していくことを予定している。すなわち、次年度は、国際学会での報告を含む学会発表など積極的に行い、著作の出版を目指していく。そのために、研究成果を学会のセッション等で公開しつつ、フィードバックをもらいながら、各自および全体の研究の方向性自体も適宜修正を試みていく予定である。
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