理科を専攻しない学生の文脈を重視した、小学校教員養成のための理科教科書の開発
Project/Area Number |
20K03274
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09080:Science education-related
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Research Institution | Osaka Kyoiku University |
Principal Investigator |
安積 典子 大阪教育大学, 教育学部, 講師 (50200829)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
秋吉 博之 和歌山信愛大学, 教育学部, 教授 (00454851)
吉本 直弘 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (10294183)
生田 享介 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (30299367)
川上 雅弘 京都産業大学, 生命科学部, 准教授 (30569231)
深澤 優子 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (50379327)
萩原 憲二 大阪青山大学, 子ども教育学部, 教授 (60763513)
種田 将嗣 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (90599656)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 教員養成系大学 / 小学校理科 / 科学の専門家と非専門家 / 小学校教員養成 / ウェブコンテンツ / 科学コミュニケーション / 小学校教員養成課程 / 理科を専攻しない学生 / 科学の話が分かりにくくなる原因 / 小専理科 / アンケート調査 / 専門家、非専門家 / 教員養成 / 理科を専攻しない / 大学教育 / 教科書 |
Outline of Research at the Start |
小学校教員を志望する学生の大半はいわゆる文系型に属し,理科や科学の非専門家であるにも関わらず,教師就職後は理科の授業・実験を行わなければならない。そのために教員養成課程の理科教員は,理科に関する知識や関心が低い学生に対して,限られた時間で理科授業のための職能教育を行わねばならない。本研究では教員養成系大学に特有のこの課題を,科学の専門家と非専門家の間のコミュニケーションの視点から分析する。その結果を踏まえ,課題解決の手段として,小学校理科教員を目指す理科専攻以外の学生の文脈に沿った教科書コンテンツを作成する。
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Outline of Annual Research Achievements |
2020年~2022年度末にかけて実施した調査結果を元に、小学校教員を目指す学生を対象とする調査の結果の分析結果を、2023年度日本科学教育学会年会において「小学校教員養成課程における教科専門理科授業の課題 科学の専門家(教員)と非専門家(学生)という視点から」という演題で口頭発表した。また調査結果を踏まえ、理科が得意ではない学生を対象とする小学校理科教科内容に関するウェブ教材の制作を、2022年度に引き続き進めようとした。ただしその中で、学生が理科の各分野についてどの程度の内容を理解しておくべきかについての基準があいまいであることが、課題として浮かび上がった。また、専門用語の使用が学生の理解を妨げる最大の原因となっていることが上述の調査からも明らかになっているが、どの程度の言葉を学生が「難しい専門用語」と認識するのかについての情報が欠けていることも問題となった。これらを踏まえ、ウェブ教材制作の進行に関して、以下のような指針を設けた。 1.小学校教員養成課程の学生は高等学校における理科の学習履歴に幅があるため、高等学校理科に関する用語や内容は取り扱わないか、または発展的項目としてリンクに飛ぶ等で対応する。 2.中学校理科の単元内容や用語は教材の中で取り扱ってよいものとする。ただし学生が用語や内容についてどの程度理解しているかの調査をあらかじめ行い、教材を通じてその内容を学び直せるようなコンテンツを作成する。 2.に関しては、研究代表者及び分担者の勤務校の学生を対象に2024年度に調査を実施するための準備を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
ウェブコンテンツ教材の制作の途上で新たな課題が見つかったので、いったん制作を取りやめ、検討が必要になった。
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Strategy for Future Research Activity |
上述の通り、学生を対象とした調査を行い、結果の分析を行う。その結果を踏まえ、コンテンツ制作を進める。制作の過程で新たな課題が見つかった場合はさらに検討を行う。
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Report
(4 results)
Research Products
(2 results)