Project/Area Number |
20K08167
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 52050:Embryonic medicine and pediatrics-related
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
澤田 成史 北里大学, 感染制御科学府, 助教 (40726535)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中山 哲夫 北里大学, 感染制御科学府, 教授 (60129567)
伊藤 尚志 北里大学, 医学部, 講師 (90383629)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | RSV / インフルエンザウイルス / 百日咳菌 / キメラウイルス / コットンラット / ワクチン / 免疫原性 / 中和抗体 |
Outline of Research at the Start |
麻疹ワクチンAIK-C株の細胞外ドメインをRSVの細胞外ドメインに置換したキメラウイルスで免疫したコットンラットはRSV感染に対する防御効果を認めた。本研究では更なる防御効果を得るためにキメラウイルスのP/Mタンパク遺伝子間にRSVの細胞性免疫に関与するNタンパク遺伝子を挿入した組換えキメラウイルスの作製を試みる。 その他に挿入するワクチン抗原として百日咳菌のfim3遺伝子、インフルエンザウイルスHA遺伝子を選定し、同様に組換えキメラウイルスを作製し、免疫原性の検討、挿入したワクチン抗原タンパクを大量発現させる基盤の確立を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
RSVの細胞性免疫に関与すると考えられるNタンパク質遺伝子をRSV/MVキメラウイルス(キメラウイルス)のP/Mタンパク質遺伝子間に挿入した組換えキメラウイルスを筋肉内接種でコットンラットに免疫した。初回接種4週後に初回接種と同量の組換えキメラウイルスを筋肉内接種した。正常ラット群(未免疫、非感染群)、RSV感染ラット群、RSVのNタンパク質を発現する組換えキメラウイルス群の3群を準備した。2回目接種4週後にRSVを経鼻感染させたチャレンジ試験を行い、RSVに対する感染防御効果を確認した。さらに脾臓から脾細胞を調製し、不活化したRSVを刺激抗原として脾細胞の刺激を行った。フローサイトメーターを用いてIFN-gamma産生CD8陽性細胞の発現量を比較しCTL活性を指標とした細胞性免疫能を再度検討した。さらに刺激抗原の候補を不活化ウイルス以外にウイルスペプチドを作製し、よりサイトカインなどの産生が確認できる方法を探索した。
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