介護老人福祉施設における介護職員への喀痰吸引に関する技術支援プログラムの開発
Project/Area Number |
20K10675
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | Kanto Gakuin University (2022-2023) Teikyo University of Science & Technology (2020-2021) |
Principal Investigator |
佐藤 亜月子 関東学院大学, 看護学部, 准教授 (40433669)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
横井 郁子 東邦大学, 看護学部, 教授 (90320671)
平野 裕子 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (40369377)
田中 博子 帝京科学大学, 医療科学部, 教授 (60513976)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2020: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | 喀痰吸引 / 介護職員 / フォローアップ研修 / 介護老人福祉施設 / 看護職員 / 介護施設 / 支援 / 技術支援 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、超高齢者社会に対応できる医療的ケアを実践する介護職員が介護施設において安全に安心して喀痰吸引の実施を支援するため、看護職員の介護職員への支援内容の実態から、介護職員が求める喀痰吸引の技術支援について明らかにする。 また、介護施設における介護職員と看護職員からの意見を踏まえ、喀痰吸引の技術支援プログラムを考案し実施評価を行う。具体的には、①インタビューで得られた看護職員の技術支援内容から介護老人福祉施設の介護職員に技術支援についての全国調査を行う、②技術支援プログラムを考案し、③実施と評価を踏まえ、喀痰吸引の技術習得に向けた看護職員による技術支援プログラムを開発する。
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Outline of Annual Research Achievements |
今年度は昨年度に検討した喀痰吸引フォローアップ研修の評価を目的に登録特定行為の事業所として登録している特別養護老人ホームの喀痰吸引の研修を修了した介護職員を対象に喀痰吸引のフォローアップ研修の実施を計画した。 喀痰吸引フォローアップの研修を実施するにあたり、研究対象の特別養護老人ホームの施設長あてに研究の主旨が記載された説明書を郵送し、喀痰吸引フォローアップの研修の参加を応募したが、研究協力者の集まらなかったため、方法を検討し、研究対象者の高齢者施設にての実施することへ変更することにした。その結果、高齢者施設の1施設から同意が得られ、喀痰吸引フォローアップ研修をプレテストとして15名を対象に実施した。 喀痰吸引フォローアップ研修の内容は、喀痰吸引の基本的な知識の講義と喀痰吸引のデモストレーションと研究対象が実施する技術演習から構成されており、終了後に研究に参加した介護職員からアンケートをとる計画で行った。結果、喀痰吸引フォローアップの研修に参加した介護職員の14名から回答が得られ、講義の内容の満足は「十分満足」8名、「満足である」6名であった。技術演習は「十分満足」6名、「満足」8名であった。日頃困っている点として、「口が開かないときの対応」「チューブをかんだ時の対応」「不潔・清潔の区別」や改善してほしい点として「日頃使用している吸引器での実施」があった。今後の継続の有無については、継続を希望している者は14人であった。 今後、介護職員からの困っている点を反映した講義内容や技術演習の方法の見直しし、喀痰吸引フォローアップの研修の介入前後でアンケートを実施することで、研修の介入の評価をすることができ、他の施設で実施することにより、評価の妥当性を検討できると考えている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2024年度は、2023年度計画した喀痰吸引フォローアップ研修を実施、評価をすることであった。しかし、研究対象が集まらず、実施場所を検討し、1施設に集合してもらうのではなく、研究の同意が得らえた施設に研究者が出向く方法に切り替えた。その結果、1施設から同意が得られ、喀痰吸引フォローアップ研修を実施することができた。高齢者施設のため、新型コロナウィルス感染症により制限があったことや研究代表者が役職となり業務の多忙などから、開催日を設定するまで時間を要したため、現在1施設での実施にとどまっている状況である。2024年度は、2023年度の結果をもとに、喀痰吸引フォローアップ研修の講義や演習内容を評価し、その結果を他の施設で実施していく予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
2023度に実施した喀痰吸引フォローアップ研修の評価から、講義内容、演習内容、アンケートを評価し修正する。2024年度は、修正した講義、演習、介入前後でのアンケートを実施、2023年度は違う施設で実施をすることで、喀痰吸引フォローアップ研修から喀痰吸引引の技術支援プログラムの妥当性を評価する。
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Report
(4 results)
Research Products
(4 results)