Project/Area Number |
20K13696
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 08010:Sociology-related
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Research Institution | University of Toyama |
Principal Investigator |
福田 令 富山大学, 学術研究部医学系, 特命助教 (80869735)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2021: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2020: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
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Keywords | TC遺伝子検査 / 遺伝子検査ビジネス / DTC遺伝子検査 / テキストマイニング / 遺伝学的検査 / 遺伝カウンセリング |
Outline of Research at the Start |
遺伝子情報を解析し、病気のなりやすさや体質等を知る「遺伝子検査」がインターネット等で一般向けに宣伝・販売されている。しかし、検査自体の科学的根拠の乏しさに加え、利用者が検査内容や結果を誤解する恐れがあるとされている。本研究では、インターネット上の商品クチコミデータを収集し、テキストマイニングにより内容分析を行う。このデータを利用して、遺伝医学の専門家のガイドライン等で一般市民に理解を求めている内容と、どの程度合致していたかの分析を行う。消費者が正確に理解しているかどうかを明らかにすることにより、今後どのように遺伝医学の専門家が関与すべきか評価するためのデータを構築する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、インターネット等で一般向けに宣伝・販売されている遺伝子検査キット(以下DTC遺伝子検査)を対象に、ウェブ上のクチコミに内容分析と、国内外の規制対応に関する動向を追いながら、DTC遺伝子検査の提供について現状を整理し、課題を明らかにすることである。2023年度はこれまで国外の規制対応に関する動きを行った結果から、改めて特に米国FDAの規制状況、日本のDTC遺伝子検査ビジネスの状況の把握を行い、調査を行った。 そのため当初の研究計画の順序を変更して作業を進めた。 その結果、5年前を比較し、大手企業がDTC遺伝子検査ビジネスを撤退したり、業務形態やサービス内容を変更して提供していたことが確認された。また、米国FDAでは従来通り、DTC遺伝子検査ビジネスで提供する検査内容を審査、承認していた。その結果、2023年には新たにBRCA1/2の41バリアント、高コレステロール血症治療薬の薬理遺伝学的検査を承認していた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
消費者のクチコミデータの収集作業に遅れが生じている
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Strategy for Future Research Activity |
消費者のクチコミデータの収集し、分析を行う予定である。 これまでの調査で得た諸外国の状況を比較検討する。
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