アフリカ都市における鉄筋コンクリート造集合住宅に係る技術の系譜
Project/Area Number |
20K14915
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 23030:Architectural planning and city planning-related
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Research Institution | Meikai University |
Principal Investigator |
前島 彩子 明海大学, 不動産学部, 准教授 (00732885)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 鉄筋コンクリート造 / 構法史 / 集合住宅 / 区分所有法 / アフリカ都市 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、1960年代に建てられたアフリカ都市の鉄筋コンクリート造集合住宅を対象に、集合住宅に係る近代技術として、構法と区分所有法に着目し、同時代の西欧の状況と照合することで、近代技術の伝播の系譜を明らかにする。日干しレンガ文化圏であり集合住宅の歴史が浅いアフリカ地域に、鉄筋コンクリート造集合住宅がどう伝播したかを明らかにすることができれば、近代構法技術史を補完するものになると考える。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、1960年代に建てられたアフリカ都市の鉄筋コンクリート造集合住宅を対象に、集合住宅に係る近代技術として、構法と区分所有法に着目し、同時代の西欧の状況と照合することで、近代技術の伝播の系譜を明らかにする。2022年度は、構法仕様の把握を中心に以下に取り組んだ。 技術受入れ側の共同住宅である、ダカールのRondpoint住宅団地について、躯体図の3次元モデル化を行った。原図には不鮮明な箇所がみられたため、まず意匠図と構造図の原図を照らし合わせて、躯体図の描き起こしをで行い2次元図面化し、それをもとに3次元モデル化し、不整合な部分を解消したモデルを整備して、構法的な特徴について検討した。これについては、国内学会への投稿を行った。この作業の継続として、配筋等の情報をふくむBIMモデル化に取組んでいる。 技術の送り出し側であるフランスの当時の技術移転思想を把握するために、フランス国内での資料収集を行った。渡航制限期間中で期間も限られたため、目的を満足する資料にたどり着けなかった。この作業については、内容公開が現地のみの資料もあり限定的ではあるが、遠隔で取り寄せ可能なものについては引き続き検索収集し情報集約を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
感染症の影響から予定していた現地調査が十分に実行できていないため。
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Strategy for Future Research Activity |
国外調査については、渡航機会を有効活用し可能な限り長期間滞在して、集中的に作業を行う。 過年度蓄積してきた情報を学会発表等で部分的に公開するなどして、早い段階から意見を取り込む体制を検討する。
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Report
(3 results)
Research Products
(1 results)