Project/Area Number |
20K18635
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 57050:Prosthodontics-related
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Research Institution | The University of Tokushima (2021-2022) Kyushu University (2020) |
Principal Investigator |
水頭 英樹 徳島大学, 病院, 助教 (70732915)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2022: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 嚥下障害 / 舌骨 / 超音波検査 / 舌骨上筋群 / 頭部X線規格写真 / 嚥下機能 / 加齢変化 / 虚弱高齢者 / 超音波診断 |
Outline of Research at the Start |
嚥下に関わる重要な筋である舌骨上筋群の「筋量」や「筋質」がどの程度嚥下機能に影響しているかは未だに明らかにされていない。本研究では、加齢に伴う「舌骨上筋群の量・質の違い」が「舌骨の位置」「全身機能」とどの程度関連しているのか、さらにそれらの違いの「嚥下機能」と関連を明らかにする。これらの関連が明らかになれば、超音波検査やX線検査といった歯科医院でも比較的簡便な検査方法によって、誤嚥ハイリスク患者を抽出することができ、早期の誤嚥対策が可能となると考えられる。
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Outline of Annual Research Achievements |
舌骨上筋群は嚥下に関わる重要な筋群であるにも関わらず、舌骨上筋群の筋量や筋質がどの程度嚥下機能に影響しているか明らかになっていない。一方で超高齢社会を迎えた我が国では9.7%が肺炎・誤嚥性肺炎により亡くなっており、高齢者の誤嚥対策は喫緊の課題である。本研究では、加齢に伴う「舌骨上筋群の器質的な違い」および「舌骨の位置」が嚥下機能に与える影響を明らかにすることを目的とする。 「舌骨上筋群の加齢変化」「舌骨の位置」と「嚥下機能」との関連性を明らかにするため①超音波検査による舌骨上筋群の加齢変化、②舌骨上筋群と舌骨位置の 関連、③舌骨上筋群および舌骨の位置と嚥下機能の関連、③舌骨上筋群と口腔機能・全身機能との関連に関する実験を行う。今まで明らかにされてこなかった、舌骨上筋群の「器質的な違い」や舌骨の位置の嚥下機能への影響が明らかになれば、超音波検査やX線検査といった歯科医院でも可能な検査によって、誤嚥ハイリスク患者の抽出によって早期の誤嚥対策が可能となる。 令和4年度にはコントロール群の若年者20名、後期高齢者群の20名の測定を終了している。2群間でオトガイ舌骨筋断面積、顎二腹筋断面積、顎二腹筋輝度、下顎下縁平面から舌骨の垂直的距離、咬合力、最大咀嚼力、最大舌圧とRSSTに有意差がみられ令和5年度に学会発表予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
初年度と次年度に所属機関が変更になったため新たに実験環境の再構築を行う必要があった。 既に所有している超音波検査機器の後継機種で実験を行う予定であったが、本研究で最も重要であるGain(画像の明暗)調整が具体的な値として設定することができないことが分かったため、新たにGain調整を値として統一可能な機種の購入を検討した。新機種選定から注文・納入まで7か月かかってしまったため当初より研究開始が遅れ、現在新たに購入した機種を使用して、実験を遂行している。それ以外の使用機器に関しては臨床において規格化されていたり・使用を習熟していたりしているため実験遂行可能である。
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Strategy for Future Research Activity |
現在、25~35才の若年者20名、75歳以上の後期高齢者の試料採得が終了している。若年者と後期高齢者の被験者を増やして後期高齢者の特徴を明確にするとともに、対象年齢を65~75才、55~65才、45~55才にすることで、嚥下機能が低下し始める年齢を明らかにする。
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