Project/Area Number |
20K18946
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 58030:Hygiene and public health-related: excluding laboratory approach
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Research Institution | University of Occupational and Environmental Health, Japan |
Principal Investigator |
田中 里枝 産業医科大学, 医学部, 非常勤助教 (90821637)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2023: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2022: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2021: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2020: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
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Keywords | 予防医学 / 産業医学 / 栄養疫学 / 社会医学 / 食生活 / 栄養 |
Outline of Research at the Start |
健康格差の縮小のためには、個々人の社会経済的要因を踏まえた上で生活習慣病の発症予防・重症化予防のために働きかける必要がある。特に食生活の健康影響については近年益々注目されるところであり、勤労世代の食生活改善は次世代への影響も含め、社会的に重要な課題である。申請者がこれまでに行ってきた職業・労働因子と食生活の関係性に関する研究を発展させ、本研究では労働者と医療・産業保健スタッフの双方にインタビュー及びアンケート調査を行うことで、従来の食生活質問票に職業・労働因子に関する視点を組み込み、医療・産業保健現場で活用できる職業的背景に基づいた食生活に関する問診・質問票の開発を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は労働者の職業的背景に基づいて食生活を把握するための問診票・質問票の開発である。そのために、(1)労働者の食行動に影響する職業的背景の解明、(2)職業ごとの食行動と栄養素摂取との関連性の解明、(3)医療・産業保健現場における職業歴・食生活歴に関する問診・質問聴取状況の把握を計画した。(1)(2) はこれまでの研究(研究活動スタート支援 (H30-31, R1) )と関連性が深く重なる部分もあり、(3)が本研究において特に新規性の高い部分となっている。 (3)に関して当初はインタビューおよびアンケート調査の実施を検討していたが、文献調査を行う中で対象範囲が広域になることが予想されたことなどの理由から、対象範囲を明確に絞り、症例報告の文献レビューを行うことで、医療・産業保健現場における職業歴・食生活歴の聴取状況の把握を試みる方針とした。2022年度に引き続き、「日本人の食事摂取基準(2020年版)」等を参考に食生活との関連が深いと考えられる生活習慣病に焦点をあてた。それぞれの疾患に関する症例報告において、職業に関す記述や食生活に関する記述の有無を確認、記述があるものに関してはその内容まで確認した。現在の進捗状況を以下に報告する。英語論文の検索についてはレビュー作業の開始段階である。今後、検索式を含めた検索条件設定について引き続き検討する必要がある。一方で、日本語論文の検索においては、レビュー作業の方針が定まってきている。各論文の内容を確認する作業を進めながら、検索条件の見直しを行っている段階である。論文タイトル等に含むキーワードとして疾患名を用いた場合、疾患名によっては該当論文が検索されない場合や検索された場合でも「食生活との関連が深いと考えられる生活習慣病」に該当しないと考えられる病態に焦点をあてた報告もあり、キーワードの選択について今後さらに検討する必要がある。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
医療・産業保健現場における職業歴・食生活歴に関する問診・質問聴取状況の把握について文献レビューを遂行中であるが、文献の絞り込み作業に時間を要しているため。
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Strategy for Future Research Activity |
医療・産業保健現場における職業歴・食生活歴に関する問診・質問聴取状況の把握について遂行中の文献レビューのまとめを行う方針である。
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