Project/Area Number |
20K20275
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Project/Area Number (Other) |
17H06183 (2017-2019)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2020) Single-year Grants (2017-2019) |
Research Field |
History, Archaeology, Museology, and related fields
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
久保田 明子 広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 助教 (40767589)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
青木 睦 国文学研究資料館, 研究部, 准教授 (00260000)
高岩 義信 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, その他部局等, 協力研究員 (10206708)
飯田 香穂里 総合研究大学院大学, 先導科学研究科, 准教授 (10589667)
兵藤 友博 立命館大学, 経営学部, 授業担当講師 (20278477)
小沼 通二 東京都市大学, その他部局等, 名誉教授 (70027340)
後藤 基行 慶應義塾大学, 経済学部(日吉), 特別研究員(PD) (70722396)
清原 和之 学習院大学, 文学部, 助教 (10757264)
菊谷 英司 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 社会連携部・情報資料室・史料室, シニアフェロー (60153045)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥18,330,000 (Direct Cost: ¥14,100,000、Indirect Cost: ¥4,230,000)
Fiscal Year 2020: ¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2019: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2018: ¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2017: ¥5,200,000 (Direct Cost: ¥4,000,000、Indirect Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 学術体制 / 日本学術会議 / アーカイブズ学 / 科学史 / 学術研究体制 / 歴史学 / 日本学術体制 / 研究組織研究 |
Outline of Research at the Start |
日本学術会議所蔵の歴史的資料について、(A)資料を用いた研究(日本の学術体制史研究)と(B)アーカイブズ学にのっとった資料整備を行うことが研究の計画であるが、本研究は特に(A)と(B)を別々に行うのではなく、日本の科学史等当該分野の研究者とアーカイブズ学を専門とする研究者が互いの知見や成果を相互に活用しながら共同で実施する試みである。
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Outline of Annual Research Achievements |
2020年から日本学術会議の会員任命問題は注目を集め、報道され続けているが、本研究ではそれ以前より調査研究に着手していた。研究目的は、第一に今まで本格的に着手されなかった日本学術会議の資料を整備することであり、第二はそれらの資料を活用して日本の学術体制史を検討することであった。会員任命問題の大きくて継続的な報道は、本研究の重要性を確認できた半面、現在進行形の問題と並走して調査研究を行う点では難しいところでもあった。更にコロナ流行による行動の制限は、密閉性の高い書庫で、集団の連携による現場での作業が必要な、実際的なアーカイブズ作業を伴う本研究においては、打撃が大きかった。その結果、当初の予定を完遂することはできなかったが、温湿度管理、水漏れ対策などの書庫内の基本的な環境改善、長年蓄積された会議録などの対ロ湯の簿冊資料の大分類と秩序を持った配架、部分的ではあるが、所蔵資料に関する目録情報の整備等基礎的な作業は実施した。また、その作業と並行して、研究会の開催も行った。大々的な成果とはいかなくとも、研究の種はまけたと考える。
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