Project/Area Number |
20KK0056
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Research Category |
Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (B))
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 10:Psychology and related fields
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
矢藤 優子 立命館大学, 総合心理学部, 教授 (20352784)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
孫 怡 立命館大学, 立命館アジア・日本研究機構, 助教 (10794688)
安梅 勅江 筑波大学, 医学医療系, 教授 (20201907)
安田 裕子 立命館大学, 総合心理学部, 教授 (20437180)
吉 げん洪 立命館大学, 人間科学研究科, 教授 (60288694)
Park Joonha 名古屋商科大学, 経営学部, 教授 (00754300)
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Project Period (FY) |
2020-10-27 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥18,850,000 (Direct Cost: ¥14,500,000、Indirect Cost: ¥4,350,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2023: ¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2022: ¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2021: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2020: ¥4,940,000 (Direct Cost: ¥3,800,000、Indirect Cost: ¥1,140,000)
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Keywords | 国際比較研究 / 育児支援 / well-being / 日本 / 中国 / 韓国 / 社会性発達 / 文化比較研究 / アジア / 母親の就労支援 |
Outline of Research at the Start |
本研究は日本・中国・韓国3ヵ国における社会心理学・発達心理学・臨床心理学の研究者と連携し,多様な研究手法を用いた大規模な文化比較研究を通じて, 1)就労女性の産後復帰の実態および早期育児支援,養育スタイルのあり方を比較し,2)3ヵ国において異なる育児支援・養育スタイルが社会・家庭・個人要因と絡みながら,親子のwell-beingおよび乳幼児の発達に影響を及ぼすメカニズムを解明,3)各育児支援スタイルの利点と欠点および文化差を明らかにした上で,働く母親に有効な育児サポートと支援策を提供し,女性の就労・育児の両立,および子どもの健やかな成長に貢献することを目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は日中韓3ヵ国の社会心理学・発達心理学・臨床心理学の研究者が連携し,多様な研究手法を用いた大規模な文化比較研究を通じて,以下の3点について明らかにすることを目的として研究を進めている。1)日中韓3ヵ国の社会文化において,就労女性の産後復帰の実態および早期育児支援,養育スタイルのあり方を比較し,3ヵ国の共通点と相違点を把握する。2)3ヵ国において異なる育児支援・養育スタイルがどのように社会・家庭・個人要因と絡みながら,親子のwell-beingおよび乳幼児の発達に影響を及ぼすか,そのメカニズムを解明する。3)各育児支援スタイルの利点と欠点および文化差を明らかにした上で,働く母親に有効な育児サポートと支援策を提供し,女性の就労・育児の両立,および子どもの健やかな成長に貢献することを目指す。 2022年度は上記1)2)について,日中韓各国の研究チームとの間で意見交換を重ね,育児支援リソースの多様性と利用実態に関するインタビュー調査を実施,論文化を進めた。さらに,インタビュー調査の結果をもとに質問紙を作成し,量的データの収集を行う準備を整えた。本調査の中間報告として2022 Annual Conference for the Society for Qualitative Inquiry in Psychologyにおいてシンポジウム「Childcare and Work Support for Women in East Asia」,成果報告としてAJI国際シンポジウム2022'Diversity of Postpartum Childcare Support among East Asian Women and Its Impact on Maternal and Child Well-Being'を開催し,オーディエンスとの意見交換を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍の影響を受けて海外渡航が困難となり,進捗がやや遅れている。2023年度には質問紙調査による量的研究を展開することで当初計画した進捗に近づけるように努める。
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Strategy for Future Research Activity |
海外渡航規制が緩和されたため,2023年度には海外調査をさらに推進し,データ収集・分析作業を加速化することで論文成果公表に努める。
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