自己免疫疾患における標的臓器と免疫ネットワークの解明と新規治療法の開発
Project/Area Number |
21390503
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Pathobiological dentistry/Dental radiology
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
石丸 直澄 The University of Tokushima, ヘルスバイオサイエンス研究部, 准教授 (60314879)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
新垣 理恵子 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 助教 (00193061)
山田 安希子 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 助教 (70452646)
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Project Period (FY) |
2009 – 2011
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2011)
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Budget Amount *help |
¥18,590,000 (Direct Cost: ¥14,300,000、Indirect Cost: ¥4,290,000)
Fiscal Year 2011: ¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2010: ¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
Fiscal Year 2009: ¥11,180,000 (Direct Cost: ¥8,600,000、Indirect Cost: ¥2,580,000)
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Keywords | 自己免疫疾患 / 標的臓器 / 免疫システム / イメージング / シェーグレン症候群 / 治療法 / 免疫細胞 / インビボイメージング / シグナル伝達 / 活性化T細胞 / 自己抗原 |
Research Abstract |
本年度は自己免疫疾患モデルを用いて、標的臓器と免疫ネットワークの動態を解析することであった。自己免疫疾患モデルマウスであるMRL/lprマウスを用い、正常なT細胞の移入によるT細胞の動きをインビボイメージングシステムにより検討したところ、正常T細胞は肝臓や脾臓などの末梢臓器に集積した後、消失することを確認した。in vivo及びin vitroでの検討により、MRL/lprマウス由来のマクロファージが正常T細胞の細胞死を誘導していることが判明した(投稿準備中)一方、カテプシンと自己免疫疾患との関連性を明らかにするために、自己免疫性糖尿病(I型糖尿病)の疾患モデルであるNODマウスを用い、カテプシンLが末梢CD8陽性T細胞の細胞障害活性に関連していることを明らかにした上で、カテプシンL阻害剤やカテプシンLのsiRNAを応用することにより、自己免疫性糖尿病の治療的戦略を確立した(PLoS One 5 : e12894, 2010)。加えて、インビボでのsiRNAを効率よく導入するために、アテロコラーゲンあるいは合成コラーゲンの応用に関する研究にも参画した(Dev Growth Differ 52 : 339, 2010, 53 : 48, 2011)。RbAp48のsiRNAによるアテロコラーゲンを応用したシェーグレン症候群疾患モデルへの点眼治療法に関しても、予備的検討では点眼により有効な治療効果が確認された。また、免疫ネットワークにおけるT細胞のメモリー維持機構に関して、シェーグレン症候群のモデルの一つとして知られるaly/alyマウスにおけるCD8T細胞のメモリー維持機構に重要なIL-15に焦点を当てると、aly/aly-IL-15KOマウスでは自己免疫疾患が増悪することが明らかとなった(投稿準備中)。
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Report
(2 results)
Research Products
(35 results)