Project/Area Number |
21590543
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Immunology
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
MA Bruce Yong (MA BruceYong) Ritsumeikan University, 准教授 (00378788)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川嵜 敏祐 立命館大学, 総合理工学研究機構, 教授 (50025706)
野中 元裕 立命館大学, 総合理工学研究機構, 研究員 (70514173)
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Project Period (FY) |
2009 – 2011
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2011)
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Budget Amount *help |
¥4,940,000 (Direct Cost: ¥3,800,000、Indirect Cost: ¥1,140,000)
Fiscal Year 2011: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2010: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2009: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
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Keywords | C型レクチン / 糖鎖リガンド / 腫瘍免疫 / 樹状細胞 / 糖鎖シグナル |
Research Abstract |
樹状細胞C型レクチンDC-SIGNの新規リガンドに関する研究 これまで我々は、DC-SIGNが結腸がん細胞株SW1116を認識すること、認識にはSW1116細胞上の糖タンパク質であるcarcinoembryonic antigen(CEA)が関与していることを既に明らかにしている(Nonaka M, et al., J.Immunol.2008, 180 : 3347-3356.)。しかしながら、結腸がん細胞上の他のDC-SIGNリガンドに関する検討は行われていない。 1. 樹状細胞C型レクチンDC-SIGNの新規リガンドの同定 本研究は、MoDC(Monocyte-derived dendritic cells)と結腸がん細胞株COLO205を共培養すると細胞同士の接着が起こること、この細胞間相互作用にはDC-SIGNが関与することを明らかにした。次に質量分析法により、DC-SIGNのリガンド糖タンパク質としてMac-2 binding protein(Mac-2BP)を新たに同定した。またMac-2BPには結腸がん関連ルイス式糖鎖抗原が発現していること、特にルイス糖鎖のa1-3,4-フコースがDC-SIGNとの結合に重要であることを、種々のグリコシダーゼを用いた実験により明らかにした。 2. DC-SIGNの新規リガンドを介するがん細胞の免疫監視からの逃避に関わる糖鎖シグナルの解析 本研究は、MoDCとCOLO205細胞の共培養条件において、MoDCの成熟マーカーであるCD83、CD86の発現が抑制されることを明らかにした。このことは、DC-SIGNを介した結腸がん細胞の認識が、がん細胞による免疫機構からの逃避を助けることを示唆するものである。本研究は、免疫系における糖鎖の重要性を示すだけでなく、がん細胞の免疫逃避メカニズムの新たなモデルを提唱するものであり、DC-SIGNを介する細胞内シグナル経路を標的とした新しい薬の開発に繋がると考えている。
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Report
(2 results)
Research Products
(14 results)
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[Journal Article]2009
Author(s)
野中元裕
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Journal Title
ますます重要になる細胞周辺環境(細胞ニッチ)の最新科学技術 細胞の生存、増殖、機能のコントロールから創薬研究、再生医療まで(遺伝子医学MOOK別冊)(株式会社メディカルドゥ)
Pages: 257-262
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