A170欠損マウスを用いた難治性顎骨骨髄炎の修復過程における中枢性骨制御の解析
Project/Area Number |
21659459
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Surgical dentistry
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
柳川 徹 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 准教授 (10312852)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石井 哲郎 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (20111370)
蕨 栄治 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 講師 (70396612)
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Project Period (FY) |
2009 – 2010
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2010: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2009: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | A170 / STAT3 / コンディッショナルノックアウト / 骨芽細胞 / 破骨細胞 |
Research Abstract |
本年度の研究実施は以下の通りでおこなった。 1)前年度までに制作した、中枢神経系特異的にA170の発現を欠失させたNestin-Cre x A170(f/f)コンディショナルノックアウト(=A170CKO)マウスについて、中枢での発現を免疫染色で調べたところ、A170CKOでは発現の低下が確認された。A170(f/f)をコントロールとし、A170CKOとフェノタイプを調べたところ、過食傾向にあったが、有意な差には至っていない。現在、18週まで体重測定を行っているが、今後のフォローが望まれる。これらを利用して,今後、骨解析を行う予定である。 2)中枢神経系でのレプチンシグナルの解析:Ob-Rb受容体とそれに続く転写因子のSTAT3シグナルの異常を調べるため、核移行について免疫染色で蛍光ラベルし共焦点レーザー顕微鏡で局在を調べたところ、レプチン刺激により野生型マウスでは84%の弓状核神経細胞はSTAT3の移行がみられたが、A170nullKOでは27%にとどまった。また、STAT3以外のシグナルの異常をMAPK,p38について調べた。 3)パッチクランプ法による神経伝達異常の解析:POMCニューロン特異的にGFPを発現させたeGFP-POMCtgマウスとA170ノックアウトマウスを掛け合わせ、POMCニューロンをGFP標識したA170ノックアウトマウスを作り、3-4週齢のマウスの脳を摘出し、視床下部を含むようにスライスし、ホールセル(全細胞)法でレプチン投与後の静止電位と活動電位を測定したところ、野生型との差はみられなかった。以上より、p62の作用点は中枢性であることが考えられるが、神経伝達には特定できず、今後詳細な検討が必要と考えられた。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)