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「秋田県鉱山マップ(今昔版)」の作成

Research Project

Project/Area Number 21907034
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 教科教育学Ⅰ(文科系)
Research InstitutionAkita University

Principal Investigator

千田 恵吾  Akita University, 工学資源学部, 技術専門職員

Project Period (FY) 2009
Project Status Completed (Fiscal Year 2009)
Budget Amount *help
¥350,000 (Direct Cost: ¥350,000)
Fiscal Year 2009: ¥350,000 (Direct Cost: ¥350,000)
Keywords秋田県 / 鉱山跡地 / マップ
Research Abstract

○研究目的
全国屈指の鉱山県であった秋田には、かつて数多くの金属鉱山が存在した。しかし、昭和40・50年代に資源の枯渇と円高から相次いで閉山し、ついに平成6年大館市にある松峰・深沢鉱山の閉山をもって県内から鉱山が消えた。県内の鉱山跡地は時間の経過によって風化したり、環境面が指摘され埋め立てられたところもある。そのため、現在は跡地に行っても、何も残っていない場合もある。また、地域によっては鉱山跡地を近代化産業遺産やジオパークに登録しようと活動しているところもある。いずれの場合も、現在の状況をまとめ、過去の状況と比較して、現在の姿を記録しておく必要がある。本研究は鉱山のあった位置を地形図に残し、現存する当時の鉱山資料に現在の鉱山跡地の様子を写真で加え、教育用資料として活用することを目的とする。
○研究方法
本研究を実施するにあたり、まず鉱山文献資料を調査し、秋田県内に存在した鉱山のリストを作成した。また、マップ作成のため正確な位置が求められるため、国土地理院発行の2万5千分の1地形図を使用した。鉱山跡地においては採掘跡やなんらかの建造物等が残っていないか調査した。そして、周辺地域に資料館等が存在した場合、当時の関係資料を展示、保管していないかを調べた。
○研究成果
文献調査した県内鉱山126箇所のうち、場所が特定できた主要鉱山52箇所を調査した。その結果、坑道、露天掘、選鉱場、製錬所、記念碑、説明看板、鉱石の排出場などを残している鉱山跡地37箇所を確認し、記録した。これまでに、これら鉱山跡地の現在の様子をまとめた資料はなく、今回の調査結果は、秋田県内の産業遺産および鉱山史を知るための教育用資料として活用できると考えている。

Report

(1 results)
  • 2009 Annual Research Report

URL: 

Published: 2009-04-01   Modified: 2020-05-15  

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