小学校英語カリキュラムマネジメントのためのワークショップ研修の開発
Project/Area Number |
21909001
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
教育工学
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Research Institution | 静岡県浜松市立北浜小学校 |
Principal Investigator |
池田 勝久 静岡県浜松市立北浜小学校, 教員
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Project Period (FY) |
2009
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
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Budget Amount *help |
¥510,000 (Direct Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2009: ¥510,000 (Direct Cost: ¥510,000)
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Keywords | 外国語活動 / カリキュラムマネジメント / ワークショップ研修 |
Research Abstract |
小学校では外国語活動の必修化によって、そのカリキュラムづくりとマネジメントは必須となったが、多くの学校や教師が新たな教育課程に戸惑いを感じている。そのため、外国語活動のカリキュラムマネジメントを促進し、教師ひとり一人の実践を支援する校内研修のプログラムづくりを試みた。 具体的な研究内容として、これまでの外国語活動の実践で得られた知見を、カリキュラムマネジメントの先行事例を援用しながら整理し、外国語活動カリキュラムマネジメント・モデルを開発した。その後、徳島県、愛知県、静岡県、東京都で外国語活動の研修を実践する機会を与えられ、対象となる学校や地域に対してこのモデルを生かしたアセスメントを行うことで最適な研修を提供することができた。 これらの実践によって外国語活動カリキュラムマネジメント・モデルの精緻化が進み、それぞれの要因について課題を克服するためのワークショップ研修も整備された。特に、小学校教師の英語運用能力に対する苦手意識を克服するために実施した意識改革ワークショップは、研修参加者の満足度が非常に高く、外国語活動に取り組もうとする意欲を向上させることに貢献できた。 また、当初の計画にはなかったが、学校現場から誰にでも短時間でできるアセスメント方法を求める声が高まったため、外国語活動カリキュラムマネジメント・モデルの7つの要因を凝縮した「外国語活動マネジメント問診票」を開発した。これによって学校の現状分析が短時間で可能となり、校内研修の能率的かつ効果的な実施につながった。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)