Project/Area Number |
21909002
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
教育工学
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Research Institution | 松阪市立宮前小学校 |
Principal Investigator |
伊藤 清子 松阪市立宮前小学校, 教員
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Project Period (FY) |
2009
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
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Budget Amount *help |
¥530,000 (Direct Cost: ¥530,000)
Fiscal Year 2009: ¥530,000 (Direct Cost: ¥530,000)
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Keywords | 小学校英語学習 / 学習動機 / ウェブ状イメージマップ |
Research Abstract |
1.研究目的:小学校の英語学習において、児童が明確な学習動機を持って主体的に進める学びを創るためのウェブ状イメージマップの活用法を開発し、その有効性について検証する。 2.研究方法:英語学習の動機付けの促進に着目して、ウェブ状イメージマップの作成と活用法について考察し、授業実践を通してその有効性を検証した。語彙と表現の定着度の診断は、学習中の児童の発言やペーパーテストで行った。動機付け強化のため、コロラド州の小学校との交流学習やデジタルイメージマップの作成等を行った。 3.研究成果 ・単元のはじめにイメージマップを作成して視覚化することにより、学習内容を計画的・構造的に把握させることができ、学習効果を上げることができた。 ・第2層の派生項目を各単元のキーワード3~4個に絞って整理することにより、自由に個数を設定させる場合に比べて語彙や表現の定着度が上がることがわかった。 ・第3層以下の広がりと深まりが多い児童ほど、学習中に既習表現を使った発言が多いことがわかった。また、イメージマップの作成回数が増えるほど、広がり・深まりが増す傾向がわかり、学習内容の定着が確かめられた。 ・学習総合ソフトを使って電子化し、児童の音声を貼り付けて繰り返し練習や共有データベースとして活用することにより、学習意欲が高まり学習者同士の学び合いが促進された。
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