Project/Area Number |
21909013
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
教育工学
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Research Institution | 神奈川県立秦野総合高等学校 |
Principal Investigator |
間辺 広樹 神奈川県立秦野総合高等学校, 高等学校教諭
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Project Period (FY) |
2009
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
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Budget Amount *help |
¥390,000 (Direct Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2009: ¥390,000 (Direct Cost: ¥390,000)
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Keywords | 情報の科学的な理解 / コンピュータ・サイエンス / インストラクショナルデザイン |
Research Abstract |
本研究は、「コンピュータを使わない情報教育」として知られるコンピュータ科学の教育手法である「CSアンプラグド」に対し、あえてそのデジタルコンテンツを開発し、活用することで、より効果の高い授業法を追求したものである。 本研究で開発したコンテンツ及びそれを使った授業法は、研究指導者からのアドバイスを受けて改善しながら、高校の教育現場において実践し、多くの知見を得ることができた。また、本研究の発表等を通して、情報科学教育における一つの方向性を示すことができた。 【研究発表等】 ・ICTE情報教育セミナーでは、ポスター発表で、CSアンプラグドの授業ノウハウを公開した。(5/16) ・子供向けイベント「夢をかたちにするしくみ」(情報オリンピック日本委員会,富士通株式会社)では、「データエラーの検出と訂正」の講師を担当した。(8/1) ・情報教育シンポジウムSSS2009(佐賀県)では、論文「CSアンプラグドの学習法とそのユニバーサル化」を発表し、奨励賞を受賞した。(8/20) ・秦野総合高校の授業では、通常の授業以外にも、3次元仮想空間Aliceを使った学習環境の構築や文化祭におけるアンプラグド企画の実施など、試行的な取組みを行い、第103回コンピュータと教育研究発表会(筑波大)で報告した。(3/6) ・情報教育シンポジウムジョーシン2010(大阪電通大)では、公開鍵暗号方式について、デジタルコンテンツを使った授業実践を提案した。(3/13) 以上、CSアンプラグドとそのデジタルコンテンツの融合点を図りながら、その授業法確立へ向けて、今後も研究を継続して行きたい。
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