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3次元CADをデザインツールとしたメタルアート溶接実習の教育的効果に関する研究

Research Project

Project/Area Number 21909027
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 教育工学
Research Institution熊本高等専門学校(八代キャンパス)

Principal Investigator

吉田 修二  熊本高等専門学校(八代キャンパス), 技術センター, 技術専門員

Project Period (FY) 2009
Project Status Completed (Fiscal Year 2009)
Budget Amount *help
¥460,000 (Direct Cost: ¥460,000)
Fiscal Year 2009: ¥460,000 (Direct Cost: ¥460,000)
Keywordsメタルアート / 3次元CAD / TIG溶接
Research Abstract

《研究目的》
メタルアート製作を通して、3次元CADでのデザインカや独創性を重視した設計と溶接実習のコラボレーションを目的に、設計から製作を通しての総合実習の教育効果を研究する。
《研究方法》
当初、簡単なイラスト図を基に、ステンレスの、球・ベース板・ボルトナット・丸捧を加工(切断、曲げ)してメタルアートを製作していたが、動きがなく、面白みのない作品であった。
そこで、もっとダイナミックでリアルな作品を、簡単に効率よく製作できるように、次のような流れで進めることにした。
(1)動きのあるポーズを撮影したものや、動画を編集して製品と同サイズに印刷したものを参考にする。
(2)3次元をイメージするために、現尺モデルを針金モールで作成する。
(3)モールで作ったモデルを基に、各種材料を選定し切断や曲げ加工のゲージとして活用する。
(4)TIG溶接での組立が効率よく進むように、部品固定用冶具とトーチ固定冶具を製作する。
(5)3次元CADでの設計が効率よく行えるように、CADの操作マニュアルを作成し、類似する部品はデータベース化する。
(6)メタルアート製作後、針金モールを使ってスケッチし3次元CADで設計すると、生きた教材を使った、リアルな設計ができる。また、3Dビューで確認しながら簡単に設計変更できる利点がある。
(7)3次元プリンタで出力する。
《研究成果》
(1)デザインはデジカメで撮影した写真や動画を編集したポーズの利用方法を構築
(2)CADの操作マニュアルや部品毎のデータベースの構築
(3)部品固定用のユニバーサル冶具や溶接用トーチの固定冶具を製作
以上、(1)(2)(3)を活用することで短時間に習得可能な教育方法を構築することができた。3次元CADを活用してのメタルアート溶接実習は、自由な発想で物作りを行うことができ、学生が興味を持って積極的に取り組むことができ、大きな成果が得られた。

Report

(1 results)
  • 2009 Annual Research Report

URL: 

Published: 2009-04-01   Modified: 2016-04-21  

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