文芸的プログラミングを用いた教育用動画製作支援システムの開発
Project/Area Number |
21921008
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
工学Ⅱ-B(情報系)
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
耿 錚 Tohoku University, 工学部・工学研究科, 技術一般職員
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Project Period (FY) |
2009
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
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Budget Amount *help |
¥580,000 (Direct Cost: ¥580,000)
Fiscal Year 2009: ¥580,000 (Direct Cost: ¥580,000)
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Keywords | 文芸的プログラミング / 動画製作 / 情報教育 |
Research Abstract |
研究目的:本研究はプログラミング教育を目的とする動画を製作する際の動画編集などの負担を軽減するため、文芸的プログラミングにより、コーディングと解説文を同時に記述する手法を提案する。そのために必要な日本語環境に対応したツール群を開発、整備する。 研究方法:まずは現在すでに開発されている、文芸的プログラミングのためのWEBシステム:cweb,1hs2TeX,nowebを実際に試用した。それぞれの長所を取り入れ、ソースコードの出力が美しく、汎用的なプログラミング言語に対応し、かつ日本語環境で利用できるWEBシステムを開発する事とした。実装の方法としては、文字処理が簡潔なpythonで字句解析し、listing.styを利用して整形し、シェルスクリプトを組み合わせた。 本研究では撮影した動画の配布には動画投稿サイトの利用を想定しているため、投稿時に必要な技術的課題について検証した。動画投稿サイトでの再エンコードを考慮して、文字の可読性を維持してのエンコード方法は職人的手法を要した。これらの試行錯誤に加え、プログラミング教育用動画において必要と思われる、倍速における出力、倍速出力時の音声、BGMの挿入などもエンコード時に行えるよう、情報を整理し、スクリプトとして整備した。 研究成果:プログエラミング教育のための動画製作に活用できるWEBシステムを開発し、配布までに必要な一連のツールを開発、整備した。現在このソフトを利用してのOpenGL学習のための動画集を製作している。また、日本語による文芸的プログラミングに関する情報を整理し、順次インターネット上で公開した。目的外の成果としてCWEBの日本語化も行った。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)