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花蓮の花期調整技術の開発II~花芽分化時期の解明~

Research Project

Project/Area Number 21925007
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 農学・水産学
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

石綱 史子  The University of Tokyo, 大学院・農学生命科学研究科, 技術専門職員

Project Period (FY) 2009
Project Status Completed (Fiscal Year 2009)
Budget Amount *help
¥590,000 (Direct Cost: ¥590,000)
Fiscal Year 2009: ¥590,000 (Direct Cost: ¥590,000)
Keywords花蓮 / Nelumbo nucifera / 花芽形成
Research Abstract

花蓮は観賞用の植物として優れた特質を持つが、その利用は必ずしも盛んではない。その理由の一つに、利用者が望む時期に開花を誘導する技術が確立されていないことが挙げられる。花蓮の栽培方法自体は、これまでに概ね確立されているが、花芽分化、花芽形成に関する研究はほとんど行われていなかった。
平成21年年度には、蓮根形成期(前年度秋)の光条件が、翌年夏の開花に関係していないて、前年の実験で異なる遮光率下で栽培された花蓮品種'知里の曙'と'漁山紅蓮'のレンコンを使用し、通常の栽培法により露地栽培し、開花数を記録した。また、蓮根を定期的に掘り起こし、形態学的な検証のためにレンコン形成時期である9月から翌年3月にかけて、対照区のレンコンの花芽が形成されているか、頂芽付近の切片を作成し顕微鏡を使用して観察している。結果、蓮根形成期の光条件は、翌年の開花数との相関はないことが示された。また、花芽は調査したほぼ全ての節で確認する事ができ、生育期には常に花芽分化していることが示唆された。しかしながら、分化したすべての花芽が開花に至ってはおらず、途中で枯死しているものが多く見られた。
以上の結果は、花芽分化または花芽の休眠打破が光量に依存して決まることを示唆している。種レンコンから栽培した場合、成育中はすべての節で花芽分化しているが、花芽分化から開花に至るまでの必要条件は不明である。

Report

(1 results)
  • 2009 Annual Research Report

URL: 

Published: 2009-04-01   Modified: 2016-04-21  

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