論理を教える国語の先生をどう育てるか:国語科教育学研究者によるセルフスタディ
Project/Area Number |
21K02456
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09040:Education on school subjects and primary/secondary education-related
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Research Institution | Hokkaido University of Education |
Principal Investigator |
幸坂 健太郎 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (20735253)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮本 浩治 岡山大学, 教育学域, 准教授 (30583207)
難波 博孝 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (30244536)
青山 之典 福岡教育大学, 大学院教育学研究科, 教授 (00707945)
吉川 芳則 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 教授 (70432581)
篠崎 祐介 東京学芸大学, 教育学部, 講師 (60759992)
本渡 葵 新見公立大学, 健康科学部, 准教授 (20781248)
武田 信子 東京学芸大学, 教育学部, 研究員 (00247123)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2021: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
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Keywords | セルフスタディ / 個体史研究 / 教師教育者養成 / 教員養成 / 国語科論理教育 / 研究者の信念や価値 / 教師教育 |
Outline of Research at the Start |
国語科での論理教育の重要性が指摘されてきたが,現場ではその知見が浸透していないのが現状である。この現状を解消するために不可欠なのが,大学での国語科教育学研究者の教師教育実践の改善である。 本研究では,“論理を教える国語の先生”を育てるために大学で国語科教育学研究者が行う,効果的な教師教育実践の開発を目指す。国語科教育学研究者の実践を改善することで,養成される国語科教師の資質・能力が向上され,国語科論理教育が現場に広がらないという現状も改善されていくことが期待できる。なお,研究手法としては,研究者の持つ論理観・論理指導観といった信念までを捉えられるセルフスタディという手法を用いる。
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Outline of Annual Research Achievements |
①研究グループ外の国語科教育学研究者1名を加え、セルフスタディの“輪”を拡大した上で、さらにセルフスタディを継続した。また、若手研究者だけの小グループでのセルフスタディと、全員で行うセルフスタディという二段構えの進め方を採用した。 その結果、研究グループ内での問題意識が先鋭化・具体化され、自分たちが課題と考えていることが明確になった。その課題とは、三角ロジックの国語教育学に受ける受容に関する課題意識である。この課題については、この課題をのっぴきならないものとして捉える研究グループメンバーによって、R6年度以降も継続して取り組む。 ②国語科教育で既に存在する「個体史研究」の考え方と、セルフスタディの比較考察をし、セルフスタディが国語科教育学研究上どのように位置付けられるのかを明らかにするラウンドテーブルを実施することになった。ラウンドテーブルは、第146回全国大学国語教育学会(鹿児島大学、2024.05.26)に実施することになり、R5年度は、その準備を行った。具体的には、セルフスタディの海外研究者にラウンドテーブル登壇を依頼して打合せを行ったり、セルフスタディについて詳しい識者を招き、セルフスタディの勉強会(Zoom)を実施したりした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画通り、自分たちが実際にセルフスタディを行うことにより、今後への道筋を見つけることができたから。また、計画していたラウンドテーブルも、無事に登壇してくださる海外研究者が見つかり、実施に向けて準備が順調に進んでいるから。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究は当初R5年度までの研究課題であったが、R6年度にラウンドテーブルを実施する関係で、1年間の研究期間延長を行った。したがって、R6年度は、第146回全国大学国語教育学会(鹿児島大学)でのラウンドテーブルの実施がメインの取り組みとなる。
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Report
(3 results)
Research Products
(8 results)