Project/Area Number |
21K12934
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 02010:Japanese literature-related
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Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
城阪 早紀 同志社大学, 研究開発推進機構, 助手 (60852605)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2025: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2021: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
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Keywords | 平家物語 / 『屋代本平家物語』 / 自立語 / 索引 / 軍記物語 / 語句 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、選出した200語について『屋代本平家物語』の全用例の意味・用法を記述し、『覚一本平家物語』と『延慶本平家物語』の語句の使用基準と比較することによって、『屋代本平家物語』の編纂方針を析出しようとするものである。
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Outline of Annual Research Achievements |
『屋代本平家物語』の語句分析のために、自立語索引を巻別で作成することにした。2022年度には、2021年度に行った〈1.本文の選定〉と〈2.テキストデータ作成方針の決定〉を踏まえ、〈3.テキストデータの作成〉を継続し、〈4.自立語索引の作成〉に着手した。 〈3.テキストデータの作成〉前年度の作業を継続し、テキストデータを、巻1から順次作成している。今年度から、自立語索引作成のために、文節ごとに区切りを入れる作業に着手した。 〈4.自立語索引の作成〉巻1の本文について、具体的に検討した。作業の成果として「『屋代本平家物語』巻一 自立語索引」を2022年12月に公開した。見出しは、ひらがな・歴史的仮名遣いにより、濁点を適宜補って五十音順に配列した。語形は、先行文献・辞典類などを参照しつつ決定した。本文の解釈は、麻原美子・春田宣・松尾葦江編『平家物語 屋代本・高野本対照(一)』(新典社・1990年)におうところが大きい。索引本文には「國學院大學図書館デジタルライブラリー」にて公開されている画像(貴1-14,URL https://opac.kokugakuin.ac.jp/digital/diglib/h16_08_01/mag1/pages/page001.html)を用いており、語の所在もこれに拠っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究実施計画に沿って、テキストデータの作成を進め、『屋代本平家物語』巻1の自立語索引を作成・公表することができた。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度には、テキストデータの完成を目指すとともに、『屋代本平家物語』自立語索引の作成を継続する。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)