Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
水素吸蔵合金の水素放出圧力は温度に対して指数関数的に上昇する。この性質により、機械動力が不要な熱駆動型の水素圧縮が可能となる。本研究では太陽熱を熱源とした熱駆動水素圧縮の実現を目指し、200℃程度の太陽熱集熱特性と合金の水素放出特性を評価する。最後にこれらを組み合わせて、圧縮水素輸送圧やステーションにおける水素圧縮の低圧側を想定した1MPa以下から10-20MPaへの水素圧縮の実証試験を行う。